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令和8年版 厚生労働白書 (89 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf
出典情報 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》
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第1部

これからの医療・介護・福祉の現場で働くことを考える

遠隔医療に期待される役割

病院・診療所等身近な医療機関

第

連携して一体的に診療を提供

2

高度の専門性を有する医療機関

章

医療機関同士の連携により、難病や希少疾患等の高度の専門性を必要とする医療まで提供する体制の確保。

•

地域の医師から、遠隔地の専門性の高い医師に患者のこまやかな情報を提供し、専門性の高い医師が地域の医師へアド
バイスやフォローアップを行うことで診療の質を担保するとともに人材を育成。

•

当直等での時間的・精神的負担を軽減し、人材の適正配置や医師の働き方改革に貢献。

取材事例⑨

遠隔 ICU(tele-ICU)による働き方改革の実現と医療の
質の向上に向けた挑戦(横浜市立大学附属病院)

横浜市立大学附属病院において

は 2020 年から「遠隔 ICU(tele-

横浜市立大学グループ 遠隔ICU
支援センター

ICU)」の取組みを開始している。
医師、看護師、医師事務作業補

ICU 8床 HCU 21床

助者の 3 名が常駐する「支援セン

ター」を設置し、同病院内の ICU

(ICU8 床、HCU21 床)の 他、3

つの病院の ICU 等(横浜市立市
民病院(ICU18 床)
、横浜市立脳

ICU 6床

ICU 1 8 床

ICU 8床

院内 29床 院外 32床 合計 61床をカバー

卒中・神経脊椎センター(HCU6

床)及び栃木県の国際医療福祉大学病院(ICU8 床))を専用ネットワークで接続し、

遠く離れた場所にいる患者の生体情報モニター、映像、電子カルテ等の情報を参照しな
がら、診療支援や、診療・看護ケアの相談への助言を行っている。

そして、この取組みにより、遠隔 ICU 支援を受ける側の医療の質の向上や医師・看

護師等の働き方改革に大きな成果が出ており、同病院で「遠隔 ICU」の導入を推進し、
集中治療専門医としてご活躍されている高木俊介集中治療部長に、導入効果と今後の展
望等についてお話を伺った。

遠隔 ICU の導入により、遠隔 ICU 支援を受ける側の働き方改革と医療の質の向上
が実現
まず、「遠隔 ICU」の導入により、遠隔 ICU 支援を受ける側の夜間・休日の主治医や

ICU の医師へのコール件数が大きく減少した。

「遠隔 ICU」導入後、
「支援センター」の常駐医師等と、遠隔 ICU 支援を受ける側の

令和 8 年版

厚生労働白書

2040年に向けた、医療・介護・障害福祉の現場における取組み―テクノロジー(ICT、AI、ロボット等)の活用による生産性向上―

地域によらない質の高い医療の提供
•

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