令和8年版 厚生労働白書 (361 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf |
| 出典情報 | 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》 |
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現下の政策課題への対応
なる主な原因となっている。こうした状況を踏まえ、
「健康寿命の延伸等を図るための脳
卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」
(平成 30 年法律第 105 号)が
議員立法により成立し、同法に基づく「循環器病対策推進基本計画」が 2020(令和 2)
年に閣議決定された。2023(令和 5)年 3 月に閣議決定された第 2 期循環器病対策推進基
本計画においても、「循環器病の予防や正しい知識の普及啓発」
、
「保健、医療、福祉サー
ビスの提供体制の充実」
、「循環器病の研究推進」の 3 本を柱に、健康寿命の延伸や年齢調
整死亡率の減少を目標として、循環器病対策を総合的かつ計画的に推進していく。2026
(令和 8)年 2 月には、「循環器病対策推進協議会」の議論を踏まえ「脳卒中・心臓病等総
合支援センターの整備に関する指針」を発出した。
3 腎疾患対策について
我が国の 2024(令和 6)年の慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)患者数
は推定約 2,000 万人、年間新規透析導入患者数は約 3.6 万人、透析療法を受けている患者
総数は約 33.7 万人である。こうした状況を踏まえ、2028(令和 10)年度までに年間新
規透析導入患者数を 3.5 万人以下に減少させることなどを目標に掲げた「腎疾患対策検討
ための都道府県モデル事業などを実施した。2022(令和 4)年に立ち上げた「腎疾患対
策及び糖尿病対策の推進に関する検討会」において中間評価を実施し、2023(令和 5)
年 10 月に公表した。中間評価の結果等も踏まえ、引き続き、腎疾患対策を推進していく。
4 糖尿病対策について
我が国の 2024(令和 6)年の糖尿病有病者数は約 1,100 万人、糖尿病の予備群と合わ
管疾患のリスク因子であることからも、一次予防から三次予防までにおける各ステージに
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章
係る対策を総合的に推進していく必要がある。
「健康日本 21(第三次)
」においては、「糖
第
せると約 1,800 万人であり、糖尿病が新規透析導入の最大の原因疾患であることや、心血
健康で安全な生活の確保
会報告書」に基づき、CKD 患者を早期に適切な診療につなげる診療連携体制を構築する
尿病の合併症(糖尿病腎症)の減少」や「糖尿病有病者の増加の抑制」等を目標に掲げて
おり、糖尿病対策の取組みを進めていく。
また、2022(令和 4)年度には、
「腎疾患対策及び糖尿病対策の推進に関する検討会」
において「糖尿病対策に係る中間とりまとめ」を取りまとめるとともに、2023(令和 5)
年 3 月には、第 8 次医療計画のための「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制構築に係
る指針」において、糖尿病の医療体制構築に係る指針を示した。
こうした取組みにより、引き続き、糖尿病対策を推進していく。
5 リウマチ・アレルギー疾患対策について
アレルギー疾患対策については、議員立法により成立した「アレルギー疾患対策基本
法」(平成 26 年法律第 98 号)に基づき、「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指
針」
(2017(平成 29)年 3 月策定、2022(令和 4)年 3 月一部改正。以下「アレルギー基
本指針」という。
)を策定した。アレルギー基本指針は、アレルギー疾患を有する者が安
心して生活できる社会の構築を目指し、アレルギー疾患対策の総合的な推進を図ることを
目的として、国、地方公共団体が取り組むべき方向性を示すものである。また、2017 年
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