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令和8年版 厚生労働白書 (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf
出典情報 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》
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第1部

これからの医療・介護・福祉の現場で働くことを考える

それでは、このような介護・福祉の仕事の魅力を発信しながら安定的に人材の確保を図

介護人材のキャリアパスの変遷

介護職員の定着を図る上で、キャリアパスの構築は重要である。かつては、専門性が不明瞭

で役割が混在する「まんじゅう型」と称されていたことから、介護人材の裾野を広げつつ、意
欲や能力に応じたキャリアアップを可能とする「富士山型」への転換が進められてきた。

近年では、働き方や仕事観の多様化を背景に、介護職員の意欲や能力、ライフステージも一

層多様化している。こうした中、全員がマネジメント職を到達点とするのではなく、認知症ケ
ア等の特定分野の専門性を高めることや、地域住民への介護技術の指導など、多様なキャリア
の選択肢を示し、自身でキャリアを選択できる「山脈型キャリアモデル」の考え方が広がりつ
つある。

組織全体をまとめる管理職の存在は、今後も引き続き重要である。一方、介護ニーズが多様

化・複雑化する中で、現場で特定分野における専門性を発揮する介護職員の価値も、これまで
以上に高まっている。このような介護現場の多様なニーズに応えていくためには、個々の介護

職員が自分らしいキャリアの選択ができることが必要であり、「山脈型キャリアモデル」は介
護職員が長く安心して働き続けられるために重要な考え方といえる。
現状

目指す べき姿
専門性の高い人材
基礎的な知識を
有する人材

将来展望・キャリア
パスが見えづらい

潜在介護福祉士

医療・介護・福祉を支える現場の現状と、2040年を見据えた課題と対応の方向性

コラム

1

章

る事例や、高齢者が介護助手として活躍する事例を紹介する。

第

していくことが求められている(
(コラム)介護人材のキャリアパスの変遷 参照)。

転換
専門性が不明確
役割が混在
早期離職等

早期離職等

就業していない女性

若者等

中高年齢者

就業していない女性

他業種

若者

障害者

中高年齢者

介護職への理解・イメージ向上が不十分

参入促進

1.すそ野を拡げる

人材のすそ野の拡大を進め、多様な人材の参入促進を図る

労働環境・
処遇の改善

2 . 道 を作 る

本人の能力や役割分担に応じたキャリアパスを構築する

3 . 長 く 歩 み続 け る

いったん介護の仕事についた者の定着促進を図る

4.山を高くする

専門性の明確化・高度化で、継続的な質の向上を促す

5.標高を定める

限られた人材を有効活用するため、機能分化を進める

資質の向上

国・地域の基盤整備

資料:平成 27 年 2 月 25 日

社会保障審議会福祉部会福祉人材確保専門委員会報告書

令和 8 年版

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