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令和8年版 厚生労働白書 (162 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf
出典情報 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》
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図表 1-4-2 「ものづくりマイスター」の実技指導の具体事例

第
章

1

学校概要
東京電子専門学校は、終戦翌年の 1946 年(昭和 21 年)に、日本で最初の電子系専門学校(東京ラジオ技術講習所)として創立さ
れた。
以来、
「技術は力」を理念としつつ、社会の変化に伴って教育分野を拡大し、現在は、医療技術系、情報システム系、電子・電気系
の3課程 10 学科からなる。これまで、電子・情報・医療分野に関して、10 万人以上の技術者を輩出してきた伝統と実績を持つ。

働き方改革の推進などを通じた労働環境の整備など

ものづくりマイスター利用のきっかけ
(東京電子専門学校電子技術科小泉教員の声)
卒業後の進路として、自動車業界に就職する学生が増えている。自動車工場の保全現場では、技能検定の知識・技能が活用されてお
り、専門学校として、現場で役立つ技能を学生に身に付けさせたいと考えていた。実際に現場で活躍されてきたものづくりマイスター
に教えていただけることが魅力的だった。
実技指導
・指導目標:技能検定(電子機器組立て)3級の実技課題レベルの技能の習得
・受 講 者 :工業専門課程(電子・電気系)電子技術科2年生
・指導期間:2025 年 10 月 20 日~ 12 月8日
・指導回数:5回(12 名)
・指導内容:ハンダこてを使用してハンダの付け方から始め、IC やトランジスタ等の
取り付け方の習得
指導効果
(東京電子専門学校電子技術科小泉教員の声)
長い間現場を経験してきたエンジニアのものづくりマイスターに指導してもらい、学生も非常に真面目に指導を受け、技能を身に付
けることができた。急速に社会が変化する VUCA(ブーカ)時代において、今後学生たちが社会で働き、自らの居場所を得るには、
「技能」を身に付けることが必要。そのためには困難なこともあるかもしれないが、頑張ってほしいと思う。
(ものづくりマイスターの浅井さんの感想)
専門学校の学生は、就職を意識していることもあって、実習に臨む姿勢は好印象。日頃の訓練や若いパワーも加わって、電子機器組
立て作業の2台目の作業は、1台目の作業よりかなりスキルが向上し、社会人に対する指導と比較しても習得が速いと感じた。
様々な知識・技能が相乗効果となり、将来の糧になる。今後は、興味のあることに色々挑戦してほしい。
(受講した学生の感想)
・作業の正確さや素早さ、安全意識が高まり、ものづくりへの責任感を実感することができた。
・工具や作業手順、安全管理などの実践的技能を習得することができた。
・工程の意味を考えながら作業する姿勢が身につき、失敗を改善につなげる力が向上した。

2 各種技能競技大会等の推進*13
技能者に技能向上の目標を与えることにより、効果的な技能習得意欲の向上、ものづく
り分野の裾野の拡大や技能者の社会的評価の向上を図るとともに、若年者を始めとした国
民各層に技能の素晴らしさ、重要性をより深く浸透させることにより技能尊重気運の醸成
を図るため、以下の技能競技大会について、実施及び参加を行っている。
①技能五輪国際大会
青年技能者(原則 22 歳以下)を対象に、技能競技を通じ、参加国・地域の職業訓練の
* 13 各種技能競技大会を紹介したホームページ
①技能五輪国際大会 https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/kokusai/index.html
②技能五輪全国大会 https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/index.html
③若年者ものづくり競技大会 https://www.javada.or.jp/jyakunen20/index.html
④技能グランプリ https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/ginogpx/index.html

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