令和8年版 厚生労働白書 (104 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf |
| 出典情報 | 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》 |
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る。
場において質の高いケア
2
ができない」「常に慌た
だしい」「最先端のテク
2040年に向けた、医療・介護・障害福祉の現場における取組み―テクノロジー(ICT、AI、ロボット等)の活用による生産性向上―
といった問題意識への対
章
第
もともとは、「介護現
ノロジーを導入したい」
処 と し て、 平 成 2 1
(2009) 年 に「 ハ イ ブ
リット特養プロジェク
ト」を立ち上げ、
「日々
の業務の見える化」を
行ったことから始まる。
日々の業務は「間接業
務(記録や申し送り等)」
「間接介助(見守りや巡
回 等 )」「 直 接 介 助( 入
浴・ 食 事・ 排 泄・ 移 動
等)
」に分類されるが、
このうち、2009 年時点
で、全体業務のうち間接
業務と間接介助に要する
時間は4割を占めてい
た。このため「無駄の削
減」「直接ケア時間の最
大化」を軸に、様々なテ
クノロジーを導入し、業務改善に取り組んできた結果、今では間接業務と間接介助の削減を実
現、介護・看護職員一人がケアする利用者数は、介護老人福祉施設において全国平均が 2.0
人*1 のところ約 2.8 人まで向上し、全国平均と比べて 40%も効率的な運営を行えるに至って
いる。
具体的には、職員は勤務中、見守り機器と連動したアプリなど様々なアプリがインストール
された業務用スマートフォンとインカムを身に付けている。これにより、例えば利用者が居室
内で転倒した際に瞬時に状況を確認することができるようになるとともに、職員間の情報伝達
のためにフロア内を移動
する時間が短縮できるよ
うになった。
夜間の排泄介助のため
の 巡 回 に お い て は、 以 前
は定期的な巡回で対応し
テクノロジーの導入と業務改善によって、全国平均より40% 効率的な事業運営を実現。
介護・看護職員1人当たりの利用者数は、全国平均では2.0人のところ、善光会では約2.8人と
生産性向上のための取組の効果が出ています。
2.82
介護・看護職員
1人当たりの
利用者数
2.0
て き た が、 膀 胱 の 尿 量 を
測定して排泄予測を行う
40%の
の
効率化
を実現
テクノロジー
+
業務改善
機器と睡眠センサーを導
入 し、 そ れ ら を 組 み 合 わ
全国平均
善光会
10
*1
90
取組の成果
令和 8 年版
厚生労働省「令和 7 年度介護事業経営概況調査結果」
厚生労働白書