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令和8年版 厚生労働白書 (139 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf
出典情報 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》
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第1部

これからの医療・介護・福祉の現場で働くことを考える

(3)2040 年頃の障害福祉の現場

─その人の意思と可能性を支える支援―

第
章

2

これからの活用の在り方が模索されている段階にある。一方で、一人ひとりの意思や個性を尊
重した支援をいかに実現していくかという点については、これまでも人による丁寧な関わりを
軸とした取組みが積み重ねられてきた。こうした現場の実践に、テクノロジーが段階的に加

わっていくことで、2040 年頃には、その人らしさをより生かした支援の姿が広がっていると
考えられる。

働く側の立場から見ると、記録の自動化や ICT の活用、AI による支援計画の検討支援など

が進むことで、事務的な負担が軽減され、利用者本人との対話や意思決定支援に、より多くの
時間と力を注げる環境が整っていく可能性が高い。コミュニケーションを補助する技術や多様
な障害特性に対応する支援ツールが活用される中で、職員は、テクノロジーを前提としながら
も、本人の思いや状況をくみ取り、どのような支援が適切かを判断し、関係者と調整していく
役割を担っている姿が一般的になっているだろう。

支援を受ける側にとっては、ウェアラブル機器や支援機器、環境を調整する技術等の活用に

より、日常生活における自立の幅が広がり、自分の意思や感情を伝達しやすくなっている未来

も考えられる。就労支援の場面でも、AI の活用等を通じて、働き方や働く場の選択肢が広が
り、社会参加の機会も今よりずっと増えているだろう。

令和 8 年版

厚生労働白書

2040年に向けた、医療・介護・障害福祉の現場における取組み―テクノロジー(ICT、AI、ロボット等)の活用による生産性向上―

障害福祉の分野においては、現状、テクノロジーの導入は始まったばかりであり、現場では

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