令和8年版 厚生労働白書 (420 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf |
| 出典情報 | 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》 |
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域における事業について議論された。
(3)経済協力開発機構(OECD)
経済協力開発機構(Organisation for Economic Co-operation and Development:
OECD)は、各国との自由な意見交換・情報交換を通じて、経済成長、貿易自由化、途上
国支援に貢献することを目的とした 38 か国からなる国際機関であり、国際経済の「スタン
ダード・セッター」
、
「世界最大のシンクタンク」とも呼ばれている。
OECD の保健医療分野に関する事業の主な活動として、保健医療分野の政策分析・研
究、それらに関する議論を行う「医療委員会」の開催及び OECD 加盟国等の保健関連統
計データ(
「ヘルスデータ」)の収集・編纂を行っており、こうした客観的な政策分析や国
際比較データは、厚生労働省関連の政策を検討する際の一助になっている。
厚生労働省では、医療委員会に参加し、OECD の作業に対して方向性を示すことや日
本の事例を OECD 加盟国に紹介することで、積極的な貢献を行っている。2025(令和 7)
年の同委員会では、医療従事者の負担軽減・人材確保に向けた取組み、医療 DX・AI 活
用の推進、人口減少・高齢化の下での医療・介護提供体制の構築等について情報を共有し
た。
(4)東南アジア諸国連合(ASEAN)
東南アジア諸国連合(Association of Southeast Asian Nations:ASEAN)と日本、
韓国、中国の 3 か国との連携強化の流れの中で、厚生労働分野では、保健、労働及び社会
福祉の分野ごとに ASEAN + 3 の担当大臣会合・高級実務者会合が行われている。
保健分野においては、ASEAN + 3 保健大臣会合が 2004(平成 16)年から 2 年に 1 回、
国際社会への貢献
第
章
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ASEAN + 3 保健担当高級実務者会合が毎年開催されている。2025(令和 7)年 7 月に
ASEAN + 3 保健高級実務者会合がマレーシア(プタリン・ジャヤ)で開催され、保健分
野の日本の取組みについて説明を行った。
(5)日中韓三国保健大臣会合
2025(令和 7)年 12 月に韓国(ソウル)で開催された第 18 回日中韓三国保健大臣会
合では、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジのための AI とデジタルヘルス、健康で活力
ある高齢化の促進、メンタルヘルスとウェルビーイングの促進について議論し、協力関係
の維持及び一層の強化を行うことを内容とする「第 18 回日中韓三国保健大臣会合共同声
明」を採択した。
(6)その他の国際保健分野への取組み
世界的な健康危機管理の向上及びテロリズムに係る各国の連携強化等を目的とし、G7
とメキシコ、欧州委員会(EC)の保健担当閣僚等の連携枠組みである、世界健康安全保
障イニシアティブ(Global Health Security Initiative:GHSI)関連会合が継続的に開
催されている。2026(令和 8)年 1 月には、ベルギーで高級事務レベル会合が開催され、
生物・化学・放射線・核(CBRN)テロを想定した机上訓練を行い、各国の取組みや準
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