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令和8年版 厚生労働白書 (135 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf
出典情報 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》
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第1部
図表 2-3-5

これからの医療・介護・福祉の現場で働くことを考える

介護現場への先進技術の導入・普及による期待
n=3,000
0%

40%

26.3

60%

80%

42.1

介護従事者の負担が軽減される

100%

27.6

49.5

34.2

3.3 0.7

14.4

1.40.5

第

より安全で質の高い介護サービスを利用できる

20%

章

2

31.2

そう思う

37.0

ややそう思う

どちらともいえない

26.7

あまりそう思わない

4.2 1.0

そう思わない

<年齢区分別、介護・福祉属性別 「そう思う」及び「ややそう思う」の比率>

単位(%)
年齢区分

項目

全体

介護・福祉属性

20-29 歳

30-44 歳

45-59 歳

60-74 歳

介護・福祉職 介護・福祉職
従事者
就業意向者

より安全で質の高い介護サービスを利用できる

68.4

65.4

70.3

68.3

68.3

61.4

84.2

介護従事者の負担が軽減される

83.7

75.4

82.0

84.8

88.7

77.1

82.4

介護を受けることに対する利用者の心理的負担が軽減する

68.2

63.9

69.0

69.6

68.2

61.4

77.7

資料:厚生労働省「令和 7 年度少子高齢社会等調査検討事業」

(小括)
本調査から、医療・介護分野における ICT、AI、ロボット等の先進技術の活用につい
て、国民や現場において一定の期待が示されていることが確認された。特に高齢層を中心
に、従事者の負担軽減につながる点が強く支持されており、これら先端技術の活用がサー
ビス維持・向上に資するとの期待が広がっている。
一方で、年齢層や立場を問わず、導入への否定的な意見も一定程度存在する。医療分野
においては、安全性に対する不安や、対人コミュニケーションの希薄化への懸念が挙げら
れている。また、現場で実際に働く従事者は、これら先端技術の導入に一定の期待を寄せ
つつも、その効果をより現実的にとらえる傾向がみられた。
これらの結果を踏まえると、今後、医療・介護の現場においてテクノロジー活用を進め
ていくに当たっては、導入効果や限界についての丁寧な説明や、安全性への配慮を前提と
しつつ、現場の実態や利用者の視点に十分留意しながら取組みを進めていくことが重要で
あると言える。

第4節

まとめ

本章では、医療・介護・障害福祉の現場において、限られた人材の下でもサービスの質
や安全性を維持・向上させていくために進められている、テクノロジーの活用を通じた生
産性向上の取組みについて整理してきた。
その中で明らかとなったのは、テクノロジーの導入や活用が、単に機器やシステムを導
入することによって自動的に成果をもたらすものではなく、現場における主体的な工夫と
一体となってはじめて効果を発揮するという点である。

2040年に向けた、医療・介護・障害福祉の現場における取組み―テクノロジー(ICT、AI、ロボット等)の活用による生産性向上―

介護を受けることに対する利用者の心理的負担が軽
減する

そして本章で紹介した取組み事例の現場では、経営者や管理者、現場を統括する立場に

令和 8 年版

厚生労働白書

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