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令和8年版 厚生労働白書 (421 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf
出典情報 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》
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第2部

現下の政策課題への対応

備状況の共有、本枠組みでの連携方法を議論した。EU のヘルスセキュリティ委員会との
初の合同会合も開催され、各国の健康危機管理や新型コロナウイルス感染症対応における
教訓等について知見を共有した。
そのほか、2026 年 2 月に第 8 回 Tokyo AMR One-Health Conference(AMR ワンヘ
ルス東京会議)を開催し、2016(平成 28)年 4 月の AMR アジア保健大臣会合にて創設
された「AMR に関するアジア太平洋ワンヘルス・イニシアチブ(ASPIRE)
」の 4 つの優
先領域である、①サーベイランス・システムと検査機関ネットワーク、②医療マネジメン
ト、③抗微生物薬のアクセスと規制、④研究開発を各国で協力して推し進めていくために
ワーキンググループの進捗を共有した。
2025(令和 7)年 9 月には、第 15 回アジア太平洋経済協力(Asia Pacific Economic
Cooperation:APEC)保健・経済ハイレベル会合が韓国(ソウル)で開催され、「連結、
革新、繁栄:健康でスマートで高齢化に対応した社会の構築」をテーマとして、「将来に
備えた保健医療システムのための、人工知能の力の活用」、「高齢化に対応した APEC に
おける、健康で活力ある高齢化の促進」
、
「若年層のメンタルヘルスとエンパワーメントの
促進」の議題について議論を行った。日本からは、各議題について、日本での取組み及び
APEC 地域での協力について発言した。
2025 年 9 月には、第 80 回国連総会ハイレベルウィークの中で開催された、第 4 回非感
染性疾患、メンタルヘルス及びウェルビーイングに関するハイレベル会合(High-level
Meeting of the UN General Assembly on the prevention and control of NCDs
and the promotion of mental health and wellbeing)及び保健関係のサイドイベント
において、日本の国際保健に関する取組みについて発信した。
さらに、日本の製薬産業の研究開発力をいかして開発途上国向けの顧みられない熱帯
病、マラリア、結核などに対する治療薬、ワクチン及び診断薬の研究開発を官民連携で促
Technology Fund:GHIT Fund)
、世界的に重大な影響を与えうるが平時において需要
が少ないエボラ出血熱等の感染症へのワクチンの研究開発を支援する感染症流行対策イノ
ベーション連合(Coalition for Epidemic Preparedness Innovations:CEPI)
、低・
中所得国における予防接種体制の整備やワクチン等の普及を支援する Gavi ワクチンアラ
究 開 発 パ ー ト ナ ー シ ッ プ(Global Antibiotic Research and Development

9

章

Partnership:GARDP)及び薬剤耐性菌対策バイオ製薬アクセラレータ(Combating

第

イアンス(Gavi)、薬剤耐性菌に対する新規治療薬の開発を推進するグローバル抗菌薬研

国際社会への貢献

進 す る 公 益 社 団 法 人 グ ロ ー バ ル ヘ ル ス 技 術 振 興 基 金(Global Health Innovative

Antibiotic-Resistant Bacteria Biopharmaceutical Accelerator:CARB-X)のそれぞ
れに資金を拠出し、各組織の費用支出が厚生労働省の拠出目的に沿って適切になされてい
るかどうかをチェックしながら、連携を図っている。
また、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(Global Fund)への拠出を通じ、途上
国における三大感染症(エイズ、結核、マラリア)対策及び保健システム強化に対する支
援を行い、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)達成に向
けた取組みに貢献している。さらに、ストップ結核パートナーシップへの拠出を通じて、
革新的な結核診断機器や治療薬の結核まん延国への供給、特に、遠隔地における結核診
断・モニタリング技術や小児多剤耐性結核治療の推進を支援している。

令和 8 年版

厚生労働白書

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