令和8年版 厚生労働白書 (392 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf |
| 出典情報 | 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》 |
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品を幅広く監視するため、年間計画に基づくモニタリング検査を実施している。モニタリ
ング検査における違反状況を踏まえ、違反の可能性が高いと見込まれる輸入食品について
は、輸入の都度、輸入者に対して検査命令を実施している。2024(令和 6)年度には、
約 247 万件の輸入届出に対して 48,050 件のモニタリング検査、70,034 件の検査命令及
び 87,810 件の指導検査などを実施しており、そのうち、違反と確認されたものは 731 件
(届出件数の 0.03%)である。違反の内容としては、冷凍食品の成分規格違反、添加物の
使用基準違反、野菜の残留農薬基準違反など食品の成分規格違反が多く、こうした違反が
確認された食品については、廃棄、積戻しなどの措置を講じている。また、法違反食品の
輸入を未然に防ぎ、効率的に輸入食品の安全性を確保するため、輸入前相談の実施をより
一層推進し、検疫所間において輸入前相談の情報共有を図ることとしている。
国内流通時の対策では、都道府県等が店舗等から輸入食品を抜き取り、検査や指導を
行っている。違反と確認された際は、廃棄等の措置を講ずるとともに、厚生労働省は通報
を受け、輸入時監視の強化を図っている。
また、輸入食品の安全性確保について消費者や事業者の理解が深まるよう、リーフレッ
図表 7-11-4
輸入食品の監視体制の概要
輸出国政府
輸出国対策
健康で安全な生活の確保
トや動画を作成し、厚生労働省ホームページに掲載している。
◆日本の規制に合った生産、製造、加工等の管理
◆輸出国政府による証明書の発給
◆輸出前検査等
第
輸入者
輸入届出
◆在京大使館を通じた、日本の法規制等の
英語での周知
◆輸出国との二国間協議や担当官を派遣し、
現地調査や現地での説明会の実施
◆輸出国での検査に関する技術協力
事前相談・指導
厚生労働省 検疫所
厚生労働大臣への届出
販売又は営業上使用することを目的として輸入する食品、添加物、器具又は容器包装、乳幼児用
おもちゃについては、輸入の都度、厚生労働大臣に届け出ることを義務づけ
審査① 届出内容の確認(全ての届出が対象)
食品衛生法の規格基準等に適合するものであるか全ての届出を審査
審査② 検査での確認(必要に応じて)
審査①を実施後、違反の可能性に応じて、検査の実施を指導(検査命令・指導検査等)
合
格
廃棄・積戻し又は
食用外転用
不合格
モニタリング検査の実施(年間計画に基づいて)
国内対策
都道府県等監視指導計画に基づく流通食品等の
収去検査(必要に応じて)
リスクコミュ二ケーション
令和 8 年版
厚生労働白書
検疫所
都道府県等
消費者
378
厚生労働省
違反発見時の通報
海外における食品安全情報の収集
違反情報
輸入時対策
輸入食品監視指導計画に基づき実施
章
7
厚生労働省