令和8年版 厚生労働白書 (57 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf |
| 出典情報 | 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》 |
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これからの医療・介護・福祉の現場で働くことを考える
第
う、日本での生活の仕方について爽風館自主制
1
章
作の動画を共有している。受け入れ予定の外国
人材は、すでに一定程度日本語能力はあるもの
動画の他にも生活面のサポートはあるが、爽
風館では日本人も外国人も区別をしないという
のが基本的なスタンスだ。
他にも、業務の標準化のため、業務内容を説
明する動画も作成しているが、対象は外国人材
に限定されたものではない。また、業務内容や
評価基準についても外国人材と日本人では同じ
(外国人材も交えた研修会)
である。
そこには、職員はみなチームの一員であり、国籍などは区別なく、一人の職員として平等と
いう考えがあり、日本人・外国人どちらからも、もう一方が優遇されていると思われないよう
な配慮が行われている。
外国人材受け入れが組織にもたらした変革と更なる展望
外国人材を受け入れてから見られた変化として、外国人材への教育の中で、ユニットリー
ダークラスにおけるコミュニケーションの技術が上がったことが挙げられる。
母国語の違う外国人材と意思疎通を図るため、言語や身振りなどで伝えることに試行錯誤を
続けたことが背景にあるという。
外国人材については、在留期間に制限があるため、成長の機会や介護福祉士資格の取得タイ
ミングなどに一定の制約が生じる。
しかし、そのような状況であっても、彼らの業務への取り組み姿勢は非常に優れており、そ
の真摯な姿勢は周囲の職員にも良い影響を与えている。
これからの更なる展望については、外国人材からチームのリーダーとなる人材を輩出したい
とのこと。
医療・介護・福祉を支える現場の現状と、2040年を見据えた課題と対応の方向性
の、動画の方が内容を理解しやすい。
キャリアパスが明確に示されている中で、実際に外国人材から上位の役職へと昇格する職員
が現れれば、他の外国人材にとって大きなロールモデルとなり、「努力すれば待遇や役割はき
ちんと向上する」という姿を示せる——そのような思いを持って取り組まれている。
外国人材も一人の職員、一人の個人として尊重するという考えが、強く根付いている施設で
あると感じられた。
④地域の状況に応じた新たな人材確保の取組み*37
(自治体や関係機関による地域での人材確保の取組みは進められてきたが、今後は地域全
体で一層連携して人材確保の取組みを実践する必要がある)
介護・福祉分野における人材の確保や定着を図るためには、各事業所の取組みに加え、
地域全体で人材を支える仕組みづくりが重要である。介護・福祉サービスは、地域の実情
に応じて提供されるものであり、人材確保・定着についても、自治体や関係機関、事業者
等が連携して取り組む必要がある。
このため、都道府県や市町村においては、福祉人材センターやハローワーク等と連携
し、求人・求職のマッチング支援、研修や相談体制の整備など、地域の状況に応じた取組
* 37 第 2 部第 6 章第 4 節参照。
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厚生労働白書
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