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令和8年版 厚生労働白書 (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf
出典情報 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》
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第
章

1

になった。

新卒者含む若年層ターゲティングでは、10

年前に県内アニメーション学校とタイアップ

医療・介護・福祉を支える現場の現状と、2040年を見据えた課題と対応の方向性

し、制作費ゼロで HP や PV を制作し、アニメ

画像等を活用した独自ブランディングを確立
した取組みに始まる。

当時から、介護事業所には珍しい「採用パ

ンフレット」を、アニメ画像を用いて作成し
た。経験者採用も含め、学校やハローワーク

等からの説明会依頼などは断らず、実質無料
のイベント等を含め、発信の機会があれば積

極的に参加してきた。そこで、「介護」と「ア
ニメ」という意外性が、若年層の介護へのイ
メージ刷新につながるとともに、産業間や同
業者間での人材獲得競争が激しい中で、「光誠

会」の確実な認知獲得が図られてきていると
いう。

また、
「KSK35」では、職員が企画して、例

えばミュージシャンと介護を融合したイベン
ト等を開催するなど、介護のイメージを払拭

し、
「キラキラ☆介護」と題して、介護の本来

(光誠会職員が企画した介護の魅力発信)

の魅力を、若年層をはじめ未経験者へ訴求する活動を行っている。

そして、これらコンテンツは採用の営業ツールとして、学校主催の就職・進路説明会等で利

用し、また、説明会では、会場と現場をリモートでつなげ、職場見学会も重視して、体験を通
じた介護の魅力の訴求とともに、光誠会への志望の種まきに努めてきた。

人「財」の育成と定着

採用は経験者・新卒・未経験・障害者をバランス良く組み合わせ、新卒・未経験を一定数確

保して、事業所全体で教育文化を醸成することも重視してきた。

*1
の三つ星の認定や、法人内の 2 つの事業所では
光誠会は「とちぎ介護人材育成認証制度」

「ユニットリーダー研修実地研修施設」の指定を受けており、育成・研修ノウハウを生かした
育成文化と内容、複数のキャリア形成の仕組みと、階層別の役職手当の制度を取り入れ、技能
や能力の向上が図られる仕組みを作っている。また、福利厚生やサークル活動の充実等も通じ
て、職員の定着と成長を後押ししている。

近年注目される ICT やテクノロジーの活用については、光誠会においても導入は始まったば

かりであるが、今後は、職員の働きやすさの向上に資するものについて、費用面やテクノロ
ジーの進展度合いを見極めつつ、必要性を十分に精査した上で導入を検討し、「人」を中心と

した職場づくりを基盤としながら ICT を補完的に活用することで、持続的な運営を実現したい
としている。

地域から選ばれる事業所に向けて

光誠会は、利用者の面会時間などに制約を設けず、ご家族はいつでも訪問できる。1 階フロ

アも地域にも開放されており、様々な地域イベントが開かれている。建物は職員のアイデアが
反映され、施設感を極力取り除き、利用者も職員も家にいるような心地よさを重視した作りに
*1

38

令和 8 年版

栃木県で介護職を志す方が自分の希望に合った職場を選択し、安心して長く働くことができるよう、人材育成や職場定着に
取り組む介護事業所を県が認証し、その取組みを公表する制度。

厚生労働白書