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令和8年版 厚生労働白書 (79 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf
出典情報 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》
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第1部

これからの医療・介護・福祉の現場で働くことを考える

看護業務の効率化の主な例②
業務内容
(行為時間)

看護業務におけるICT機器等の主な導入例

※行為時間合計1440分(24時
間)

業務内容

導入機器

主な効果

B:情報共有(190.68分)

見守りセン
サー
観察
・観察
睡眠モニ
・検査の準備・実施・片付け
ター
(採血・血糖測定・X-P等)
・診察・治療・処置の介助
・バイタルサインの測定
・薬剤の準備
・薬剤のミキシング
・人工呼吸器管理
検査の準備・実
・吸引 等
施・片付け
(採血・血糖測 双方向ホワ
定・X-P等)
イトボード

○タイムリーな情報共有(適切な時期の職種間の打
ち合わせや患者に合わせた対応が可能に)
タブレット端末で予診票の入力を行う。○外来受付から会計終了の平均時間
導入前177.0分 ⇒ 導入後165.6分
入力結果をコピーして、電子カルテに
貼り付ける。
ベッド上での体動と心拍数・呼吸数か ○鎮静剤や麻薬などのコントロール、睡眠薬のコン
ら覚醒と睡眠状況を測定し、睡眠時間 トロールを医師に提案できる。
の持続や中途覚醒が確認できる。
○睡眠と覚醒のパターンから排泄パターンも予測で
きるため、転倒転落リスクの高い患者に対するトイ
レ誘導が適切にできる。
○定期的な巡視(現在は2時間毎)の間隔をあける
ことができる。
○患者の状況から優先順位を決めて巡視することが
できる。
病棟と検査室の双方からホワイトボー ○病棟における1ヵ月あたりの検査・治療件数
ドに最新の状況を書き込み、患者の状
130件/月⇒148件/月
態や検査の進捗等が一目で確認できる。○出棟要請時間から出棟までの時間
8分27秒⇒7分

看護業務の効率化の主な例③
業務内容
(行為時間)
※行為時間合計1440分(24時間)

D:患者のケア(302.16分)
・環境整備(ベッド周囲の整
理・整頓、清掃等)
・リネン交換
・見守り・付き添い
・身の回りの世話
・排泄介助(おむつ交換・トイ
レ誘導・片づけ等)
・患者への説明(治療・手術・
検査・病状等)
・家族への連絡・説明・指導
・死後処置 等

看護業務におけるICT機器等の主な導入例
業務内容

導入機器

機器の説明

主な効果

病室にカメラを設置し、看護師が装着し ○夜勤帯の看護師の訪室回数の比較
ているスマートグラスから病室の状況を 導入前後での看護師の訪室回数を同一患者で比較
導入前16.3回 ⇒ 導入後は13.0回へ削減
見守りカメ 確認する。
見守り・付き
ラ
添い
スマートグ
ラス

排泄介助(お
むつ交換・ト
イレ誘導・片
づけ等)

マセレー
ター

再生紙で作られたパルプ製の便器や尿器 ○汚物処理に要する時間短縮
を汚物ごと粉砕、排水処理する。
導入前190分/日 ⇒ 導入後26分/日へ短縮

○看護師の業務全体に占める説明時間が短縮
患者への説明
導入前9.7%⇒導入後8.4%へ短縮
(治療・手
患者説明動 予め説明用動画を作成し、患者はタブ
術・検査・病 画サービス レット端末から検査の説明を視聴する。
状等)
各ベッド備え付けのスマートフォンの画 ○予め用件が分かるため、氷枕を持っていく等準備
面から看護師に伝えたい内容のボタンを をした上で、看護師が訪室できるようになり、訪室
デジタル
押す。それ以外の用件は、メッセージや 回数が減った。
その他
ナースコー
ビデオ通話機能を使う。
○メッセージで送られた内容をAIが解析して、ケ
ル
アの改善点を提案するため、ケアの質の向上につな
がった。

E:退院(8.26分)
・退院指導(身体と生活に関す
る指導)
・退院時の栄養指導 等

令和 8 年版

厚生労働白書

2

2040年に向けた、医療・介護・障害福祉の現場における取組み―テクノロジー(ICT、AI、ロボット等)の活用による生産性向上―

C:診察・治療(416.38分)

○医師からの指示待ちの減少と指示が明確化された。

章

医師への報告・
SNS:
連絡・相談
・患者等からの情報収集
Teams等
・看護師間の報告・連絡・相
他の職種への報
談
告・連絡・相
・看護師間の申し送り
・医師への報告・連絡・相談 談・調整、カン
・他の職種への報告・連絡・ ファレンス
患者等からの情
相談・調整
報収集
AI問診
・カンファレンス 等

第

(再掲)

機器の説明

チャット機能、ビデオ通話、ファイル ○日勤から夜勤への申し送りの時間が短縮された
の共有など様々な機能があり、1対1 ○始業前の労働時間の減少
だけでなく、グループで使用できる。

看護師間の申し
送り

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