令和8年版 厚生労働白書 (245 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf |
| 出典情報 | 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》 |
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現下の政策課題への対応
墓苑拝礼式を開催している。
国が主催する全国戦没者追悼式は、先の大戦
で多くの尊い犠牲があったことに思いを馳せ、
戦没者を追悼するとともにその尊い犠牲を永く
後世に伝え、恒久平和への誓いを新たにしよう
とするものである。毎年 8 月 15 日に、天皇皇
后両陛下の御臨席を仰ぎ、日本武道館で実施し
ている。なお、先の大戦の記憶を風化させるこ
となく次世代へ継承していくという観点から、
全国戦没者追悼式(天皇皇后両陛下の御臨席を仰いで実施)
青少年(18 歳未満)の遺族にも献花していただくなど、式典に参加していただいてい
第
る*4。
の施設である千鳥ヶ淵戦没者墓苑に納められている遺骨に対して拝礼を行っている*5。ま
すことのできない遺骨の納骨を行っている。
(2)昭和館・しょうけい館
戦中・戦後の国民生活上の労苦を伝える「昭和館」及び戦傷病者とその家族の労苦を伝
える「しょうけい館」では、先の大戦における、兵士、戦後強制抑留者及び海外からの引
揚者の労苦を伝える「平和祈念展示資料館」
(総務省委託)と連携し、小・中学生などを
対象とした「夏休み 3 館めぐりスタンプラリー」を実施している。また、2025(令和 7)
年度は、
「昭和館」
、「しょうけい館」及び「平和祈念展示資料館」が、秋田県において地
方展を同時開催した。
自立した生活の実現と暮らしの安心確保
た、拝礼式においては、遺骨収集事業により収容した戦没者の遺骨のうち、遺族に引き渡
3
章
厚生労働省主催の千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式では、毎年春に、皇族の御臨席を仰ぎ、国
加えて、「昭和館」及び「しょうけい館」においては、戦中・戦後の労苦体験を後世へ
着実に継承するため、2016(平成 28)年度から 2021(令和 3)年度までの間、戦後世
代の語り部の育成事業を実施した。さらに、2019(令和元)年度からは、戦後世代の語
り部の活動事業を実施し、2025 年度においても毎月の定期講話会を開催した。また、
「昭
和館」においては、より幅広い方に戦中・戦後の労苦を知っていただくため、自宅等から
でも同館が所蔵する映像・音響資料等を閲覧できるデジタルアーカイブを公開している。
(3)平和の語り部事業
戦後 80 年が過ぎ、戦没者遺児等の戦争体験者の高齢化が進む中、その体験した記憶を
確実に次の世代へ受け継ぐことは喫緊の課題である。このため、遺族等がこれまで慰霊事
業に参加した体験も踏まえ、戦争体験の記憶とあわせて次世代に語り継ぐことで、先の大
戦の記憶を風化させることなく、戦争の悲惨さ、平和の尊さを伝えていくことを目的とし
て 2024(令和 6)年度より平和の語り部事業を実施している。
*4
*5
2020(令和 2)年、2021(令和 3)年、2022(令和 4)年、2023(令和 5)年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点か
ら縮小開催。
2020 年、2021 年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から中止、2022 年、2023 年は縮小開催。
令和 8 年版
厚生労働白書
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