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令和8年版 厚生労働白書 (73 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf
出典情報 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》
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第1部
図表 2-1-2

これからの医療・介護・福祉の現場で働くことを考える

医療・介護・福祉分野における生産性向上の基本的な考え方と期待される効果

Ⅰ.医療・介護・福祉の分野における生産性向上の基本的な考え方
第

業務改善や役割分担の見直し等により創出された時間を、患者や利用者への直接的な
ケアや支援へ再配分し、サービスの質向上と働きやすい職場環境の実現を図る

章

2

<医療・介護・福祉の現場における業務(イメージ)>
間接業務・周辺業務

患者や利用者に直接接しない
記録・情報共有・物品管理・調整
業務等の業務

業務改善・生産性向上

役割分担の見直し、
テクノロジーの活用、タスクシフト

直接ケア/業務

間接業務・周辺業務

効率化

Ⅱ. 生産性向上に取り組むことで期待される効果
<現場で期待される効果>
業務改善・生産性向上
・業務負担軽減
⇒ ・職場環境改善

(例)
職員の残業削減、休暇の確実な取得、
教育・研修機会の付与、
職員1人が対応できる患者・利用者
の増加

創出された時間を
直接ケア/業務へ再配分

⇒サービスの質や安全性の向上

人材の確保・定着

経営の安定化
・生産性向上による賃上げ原資の確保
・患者・利用者の増加による事業収益
の増加
⇒収益を活用した職員の賃上げ
⇒さらなる人材の確保・定着へ

収益を活用しながら、さらなる生産性向上投資

好循環

地域における持続的なサービス提供体制の一層の確保へ

第2節

現場におけるテクノロジーの活用による生産性向上と取組み

本節では、医療・介護・障害福祉の各分野において、現場の業務の流れの中での ICT
や AI、ロボット等のテクノロジーの導入・普及の状況や、確認されている効果、さらに
現場に残る課題、そして、それらに対して政府において講じられている支援策や、今後の
方向性について見ていく。

1 医療分野におけるテクノロジー導入による生産性向上と現場の取組み

(1)医療分野におけるテクノロジーの導入状況・普及率

(医療分野における ICT・テクノロジーの導入は、医療 DX で推進されている診療報酬請
求や資格確認等の基盤的な業務領域では高い普及が進んでいる一方、診療や看護といった
現場業務に直結する技術については、導入が限定的な段階にとどまっている)
医療分野においては、医療 DXの取組み(
(コラム)情報基盤・制度インフラとしてのDXと

2040年に向けた、医療・介護・障害福祉の現場における取組み―テクノロジー(ICT、AI、ロボット等)の活用による生産性向上―

直接ケア/業務

患者や利用者に直接関わるケ
アや支援等の業務

医療 DX 参照)として推進されている基盤的な業務領域を中心に、ICTの導入が進展している。

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