令和8年版 厚生労働白書 (424 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf |
| 出典情報 | 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》 |
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ASEAN 地域の社会保障分野における人
材育成の強化並びに日本及び ASEAN 諸
国間の情報・経験の共有と中長期的な協
力 関 係 の 構 築・ 強 化 を 目 的 と し て、
ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合
を開催している。本会合は、ASEAN 各
国の社会福祉、保健医療、労働政策を担
当する行政官及び WHO、ILO、国際協
力 機 構(J a p a n I n t e r n a t i o n a l
会合の様子
Cooperation Agency:JICA)等の協
力機関の参加を得て行われている。本会合の結果は、ASEAN + 3 保健大臣会合、社会福
祉大臣会合及び労働大臣会合において報告され、ASEAN 諸国から高い評価を得るととも
に、今後の会合への期待も表明されている。2025 年 10 月には、第 23 回 ASEAN・日本
社会保障ハイレベル会合を千葉県で開催し、
「高齢化社会に向けた持続可能な社会づくり」
をテーマとして、ASEAN 各国からの参加者や国内外有識者とともに、取組みの現状や課
題を共有した上で、分野・部門横断的な取組みの重要性を確認し、今後の政策立案に資す
る提言をまとめた。
第2節
開発途上国等への国際協力
厚生労働省では、保健医療、社会福祉、社会保障、労働環境整備、人材開発の各分野に
国際社会への貢献
第
章
9
おいて、日本の知識・経験をいかして、WHO、ILO をはじめとする国際機関、ASEAN
や APEC 等の枠組みを通じた国際協力、また、外務省や JICA、民間団体と連携して、
ワークショップ開催、専門家派遣、研修員受入れ、プロジェクト計画作成指導などの技術
協力を行い、開発途上国の人材育成、制度づくりに貢献している。
1 保健医療分野
WHO を通じて、鳥・新型インフルエンザやエボラ出血熱、新型コロナウイルス感染
症などの公衆衛生上の危機への対応強化に努めるとともに、国立健康危機管理研究機構
(JIHS)を中心に途上国への専門家の派遣や技術協力を行っているほか、エイズの感染拡
大に対処するため、国際連合エイズ合同計画(Joint United Nations Programme on
HIV/AIDS:UNAIDS)を通じて援助を行うなど、様々な形で保健医療分野における国
際協力を行っている。
また、全ての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、支払
い可能な費用で受けられる状態を指すユニバーサル・ヘルス・カバレッジに関して、疾病
負荷が多様化し、健康格差が拡大する現状にかんがみ、公平性や経済的リスク保護を重視
する意味において、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進は今後ますます重要にな
る。
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厚生労働白書