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令和8年版 厚生労働白書 (283 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf
出典情報 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》
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第2部

現下の政策課題への対応

とする法改正を含む「医療法等の一部を改正する法律」(令和 7 年法律第 87 号)が第 219
回臨時国会で成立し、2025 年 12 月に公布された。

4 医療分野における AI の研究開発の促進

高齢化の進行や医療の高度化により医療ニーズが増大・複雑化する中、医療分野の働き

方改革の実現を図りつつ、質の高い医療を提供することができる環境の維持は喫緊の課題
となっており、医療分野における AI の研究開発・利活用推進には大きな期待が寄せられ
ている。
厚生労働省においては、AI を活用した診断や治療を支援するプログラム医療機器や、
医師や看護師等の医療従事者の業務効率化や質の向上に資する医療 AI 技術等の研究開発
支援を推進している。

第3節

医療関連産業の活性化

第

1 革新的な医薬品・医療機器等の創出

5

章

医療関連産業の活性化に向け、以下の取組みを行うこととしている。

医療用医薬品の売上額世界上位の品目のうち日本起源のものが減少し、日本起源の品目

の世界市場におけるシェア(売上高)についても低下するなど、我が国の創薬力に関する
課題が指摘されている。創薬力の強化に向けては、アカデミア、スタートアップ、投資
家、製薬企業、政府などが相互に協力して創薬に取り組む「エコシステム」を構築するこ
とが重要である。政府としては、2025(令和 7)年 6 月に、創薬エコシステム育成施策
の方針等について官民の関係者で議論を行うため、総理出席の下、
「創薬力向上のための
官民協議会」を開催した。

医療関連イノベーションの推進

(1)創薬力の強化

また、我が国において、アカデミア等で発見された優れたシーズの実用化を促進するた
めに、医薬品・医療機器・再生医療等製品の研究開発・実用化を目指すベンチャーを育て
る好循環(ベンチャーのエコシステム)の確立を図ることが課題となっている。
このため、厚生労働大臣の私的懇談会として「医療のイノベーションを担うベンチャー
企業の振興に関する懇談会」を開催し、2016(平成 28)年 7 月 29 日に報告書が示され
た。
この報告書の提言等に基づき、厚生労働省では「ベンチャー等支援戦略室」を医政局に
設置し、医療系ベンチャーを育てるエコシステムの確立に向けて、
「エコシステムを醸成
する制度づくり」、「エコシステムを構成する人材の育成と交流の場づくり」
、
「『オール厚
労省』でのベンチャー支援体制の構築」を「3 つの柱」とした取組みを行っている。
2017(平成 29)年から毎年 10 月には、ベンチャーと大手企業やベンチャーキャピタ
ル等とのビジネスマッチングに資するイベント「ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サ
ミット」をパシフィコ横浜にて開催している。また、2018(平成 30)年 2 月にはベン

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