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令和8年版 厚生労働白書 (280 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/26/dl/zentai.pdf
出典情報 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》
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る。
①医薬品プロジェクトにおいては、医療現場のニーズに応える医薬品の実用化を推進する
ため、創薬標的の探索から臨床研究に至るまで、モダリティの特徴や性質を考慮した研
究開発を行っている。また、産学連携により創薬の基礎情報を学習した創薬 AI プラッ
トフォームを構築し、初期創薬研究のプロセスの効率化と高度化を進めている。さら
に、創薬研究開発に必要な支援基盤の構築に取り組んでいる。
②医療機器・ヘルスケアプロジェクトにおいては、AI・IoT 技術や計測技術、ロボティ
クス技術等を融合的に活用し、診断・治療の高度化や、予防・QOL 向上等に資する医
療機器・ヘルスケアに関する研究開発を行っている。また、医療分野以外の研究者や企
業も含め適切に研究開発を行うことができるよう、必要な支援に取り組んでいる。
③再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクトにおいては、再生・細胞医療・遺伝子治療分
野における新たな医療技術になりうる革新的なシーズの発掘・育成、将来的な実用化を
見据えた基礎的・基盤的な研究開発の強化、実用化の道筋が明確な医療技術の臨床研
究・臨床試験の推進、これらの医療技術の製品化に向けた研究開発、細胞・ベクターの
製造基盤強化(ウイルス産生細胞の樹立及び産業化を含む)
、我が国発の基盤技術開発
及 び 受 託 開 発・ 製 造 事 業 者(Contract Development and Manufacturing
第
章

5

Organization:CDMO)へのノウハウ蓄積、若手研究者を含む人材育成、新規市場開
拓を目指した取組みなどを進め、有効な技術の実用化につなげている。これらの取組み
により、再生・細胞医療・遺伝子治療の臨床研究開発等にも対応できるよう、再生医療

医療関連イノベーションの推進

等臨床研究推進モデル病院の機能拡大及びベクター製造支援機関等の規模拡充を実施す
る。
④感染症プロジェクトにおいては、新興・再興感染症の基礎的な研究を推進するととも
に、感染症のワクチン・治療薬・診断薬等の開発、病態メカニズムの解明を重点的に行
い、感染症の科学的知見の創出を促進している。さらに、エイズや肝炎についての新た
な知見を獲得し、予防法・治療法の開発を促進している。また、「ワクチン開発・生産
体制強化戦略」に治療薬・診断薬等を加え、策定された「感染症危機対応医薬品等(ワ
クチン、治療薬、診断薬等)開発・生産体制強化戦略」(2026 年 3 月 24 日閣議決定)
を踏まえ、緊急時の迅速な開発を念頭に平時からの感染症危機対応医薬品等の開発及び
供給を可能にする体制を構築し、産学官連携による研究開発を促進している。
⑤データ利活用・ライフコースプロジェクトにおいては、がん、難病、認知症等の疾患レ
ジストリ、ゲノム・コホート研究の成果や検体情報のデジタル化の加工データ基盤の整
備・利活用を促進し、ライフコースを俯瞰した疾患の発症・重症化予防、病態解明、診
断、治療等に資する研究開発を推進することで、ゲノム医療、個別化医療の実現を目指
している。
⑥シーズ開発・基礎研究プロジェクトにおいては、アカデミアの組織・分野の枠を超えた
研究体制を構築し、新規モダリティの創出に向けた画期的なシーズの創出・育成等の基
礎的研究や、国際共同研究を強化している。
⑦橋渡し・臨床加速化プロジェクトにおいては、
「革新的医療技術創出拠点」の機能を活
用して基礎研究から臨床試験段階までの一貫した橋渡し研究開発支援を行うシーズ研究
費事業等を引き続き実施するとともに、医療への実用化を加速するため、医療系スター

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令和 8 年版

厚生労働白書