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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (959 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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本報告は、以下の文献の情報源のための文献報告である:「COVID-19
ワクチンの初回接種後に発症した多発肝腫瘤を伴う急性好酸球性肝障
害の 1 例」、日本消化器病学会東北支部第 213 回例会、2022;
Vol:213th, pgs:41。

85 歳の女性患者は、COVID-19 免疫のため、BNT162b2(コミナティ、バ
ッチ/ロット番号:不明、単回量)の初回接種を受けた。

関連する病歴は以下を含んだ:

「蓄膿症手術」(継続中かどうか不明)、注記:16 歳時;

「蓄膿症手術」(継続中かどうか不明)、注記:16 歳時;

「気管支喘息」(継続中かどうか不明)、注記:79 歳時。

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好酸球増加症;

喘息;

急性肝炎;

外科手術;

肝腫瘤

蓄膿

併用薬は報告されなかった。

以下の情報が報告された:

急性肝炎(入院、医学的に重要)、好酸球増加症(入院)、転帰「軽
快」、いずれも「COVID-19 ワクチンによる、好酸球増多を伴う急性肝
炎」と記載された;

肝腫瘤(入院)、転帰「軽快」、「COVID-19 ワクチンの初回接種後に
発症した多発肝腫瘤を伴う急性好酸球性肝障害の 1 例」と記載され
た。

事象「COVID-19 ワクチンによる、好酸球増多を伴う急性肝炎」と
「COVID-19 ワクチンの初回接種後に発症した多発肝腫瘤を伴う急性好
酸球性肝障害の 1 例」は医療機関の診療が必要であった。

患者は以下の検査と処置を受けた:

ALT:521 IU/l;AST:198 IU/l;自己抗体検査:陰性;肝生検:肝細
胞の巣状壊死、核の大小不同、注記:門脈域の好酸球/リンパ球浸潤を
認め、一部胆管の変性を認めた。腫瘤部は線維性組織で置換され、一
部好酸球浸潤を伴っていた。急性肝炎に伴う壊死、変性、線維化と考
えられた;ALP:886 IU/l;T-Bil:4.3 mg/dl;IgE:220 IU/ml、注
記:上昇した;血液検査:肝胆道系障害および好酸球増加;血液検査

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