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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (1389 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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(2022/05/31)16;体温:(2022/04/05)摂氏 38. 5 度;γ-GTP:
(2022/04/07)317;HBs 抗原:(2022/04/11)陰性;HCV 抗体:
(2022/04/11)陰性;腹部エコー:(2022/05/12)異常なし。

肝機能異常、肝障害、悪心に対して治療措置が取られた。

臨床経過:

ワクチン接種の約 1 ヶ月前から市販のサプリメントを内服していた。

2022/04/04 午前、肝機能障害を発症した(報告通り)。

翌日(2022/04/05)、摂氏 38.5 度の発熱があったが、3 日後には解熱
した。

04/07、入社時の健康診断を受け、AST 286、ALT 470、γ-GTP 317 と肝
障害が認められた。

04/11、患者は当院を受診した。自覚症状は軽度の悪心のみで、食事は
可能であった。

04/11、AST 238、ALT 420 にてウルソデオキシコール酸を開始し、サプ
リメントを中止した。

04/11、HBs 抗原 (-)、HCV 抗体 (-)。

04/19、悪心はなく、AST 26、ALT 81。

05/12、腹部エコーを実施し、異常はなかった。AST 18、ALT 15 に改善
した。

2022/05/12、肝機能障害の転帰は回復であった。

サプリメントを 2 週間再開のうえ、05/31 に再度検査をしたが、AST
16、ALT 14 で再発は認められなかった。

報告医師は、本事象を非重篤と分類し、事象は BNT162b2 と関連ありと
評価した。

他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。

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