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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (909 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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報告医は以下の通りコメントした:

症状は迷走神経反射として対応した。皮膚、粘膜症状はなかった。そ
の後、嘔吐があり、腹部症状は軽度(DIV 後の症状)であったが、症状
が遷延するため、プライバシー病院へ救急車で搬送となった
(14:23)。

対応記録票にて、1 回目、2 回目のワクチン接種後に症状はないと記載
があった。10:15、車イスで救護室へ移動した(全介助)朝水分を取っ
たが排尿はなかった。臥床後、腹痛を訴えたが症状は軽度であった。
筋性防御はなかった。安静後、腹痛は改善した。座位をとるが水分摂
取後しばらくして嘔気を訴えた。そのため再度臥床をとり点滴開始と
判断した(ラクテック 500 mL/h)。抜針後、帰宅準備中、嘔気があり
顔面蒼白となったため医療機関受診とした。しかし、救急車がまだ来
ず臥床で待った。血圧(BP)と SpO2 は安定していた。(13:00、救急車
を要請し 13:45、救急隊到着した) 10:23、BP は 108/59 脈拍(P)は
49、SpO2 は 98 %であった。10:35、BP:103/60、P:55、ぐるぐるする
感覚があった。BP:95/57、P:66 腹痛があった。10:44、100/55、
P:66、まだ座れなかった。症状はらくになってきた。11:05、BP:
83/55、P:53、SpO2 98、11:10、BP:84/51、P:58、11:24、BP:
101/57、11:25、ラクテック 500 を右手首に 249/h で投与した。
11:30、BP:118/53、しばらく横になって様子をみて飲水し再検査を行
った。11:55、座位にて BP:86/51、P:63、手が冷たかった。OS-1 を
準備した。11:58、BP:79/64、12:02、BP:83/69、P:64、症状なく
DIV 終了となった。13:00 頃、嘔気があった。P:50 台、14:30、
88/51、P:71、SpO2:97、P:60 台、14:23、プライバシー病院へ救急
車で搬送となった。

予診票は以下の通り:

COVID-19 ワクチン接種 1 回目(2021/09/05)、2 回目(2021/09/26)
を受けた。受けたワクチンは両方ともにファイザー社であった。現時
点で住民票のある市町村は、クーポン記載の市町村または本予診票の
右上に記載されている市町村と同一であった。「新型コロナワクチン
の説明書」を読んで、COVID-19 ワクチンの効果や副反応などについて
理解した。現在、以下の何らかの病気にかかって、治療を受けていな

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