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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (895 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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患者は以下の検査と処置を受けた:

アラニン・アミノトランスフェラーゼ:(2022/07/11)171、アスパラ
ギン酸アミノトランスフェラーゼ:(2022/07/11)182、自己抗体検
査:(2022/07/11)陰性、血中アルカリホスファターゼ:
(2022/07/11)168、血中乳酸脱水素酵素:(2022/07/11) 289、体
温:(2022/07/09)セ氏 36.7 度、注:ワクチン接種前(2022/07/09)
セ氏 39 度、注:ワクチン接種同日夜より、コンピューター断層撮影:
(2022/07/11)肝炎を示唆する高度脂肪肝、C 反応性タンパク:
(2022/07/11)6.61、サイトメガロウイルス検査:(2022/07/11)陰
性、エプスタイン・バー・ウイルス検査:(2022/07/11)陰性、γグ
ルタミルトランスフェラーゼ:(2022/07/11)104、肝炎ウイルス検
査:(2022/07/11)陰性、検診:(2022/07/16)肝酵素を含め異常な
し、(2022/07/11)0.95、白血球数:(2022/07/11)3700。

急性肝炎、薬物性肝障害、肝障害、脂肪肝、食欲減退、倦怠感、発熱
の結果として、治療的な処置がとられた。

臨床経過:患者は 24 歳 11 か月であった(ワクチン接種時)。

患者の予診票(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ケ月以内のワクチン接
種や病気、服用中の薬、過去の副作用歴、発育状況等)による病歴に
は、子宮内膜症があった。

2022/07/09 14:00 過ぎ、患者は、COVID-19 免疫のため、BNT162B2(コ
ミナティ、注射剤、ロット番号 FM7534、有効期限:2022/10/31、3回
目、接種経路不明、単回量)を接種した。

事象の発現日時は、2022/07/11 19:45(ワクチン接種 2 日後)、患者
は肝機能障害を発症した。

事象の経過は以下の通り:

ワクチン接種同日夜より、セ氏 39 度の発熱があった。以前から頓用し
ているロキソニンを内服したが、解熱しなかった。食欲不振と倦怠感
が発現し、改善しなかったため、07/11 に当院を受診した。

T・bil 0.95、AST 182、ALT 171、ALP 168、γGTP 104、LDH 289、CRP
6.61、WBC 3700 と、肝障害を認め、CT で急性肝炎を示唆する高度脂肪
肝を認めた。

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