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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (123 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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抗体検査(CMV-IgM/IgG):陰性、抗体検査(EBV-IgM/IgG):陰性、
抗体検査(単純ヘルペスウィルス IgM/IgG):陰性、抗体検査(パルボ
ウィルス IgM):陰性、抗核抗体検査:陰性、血液検査:心筋逸脱酵素
peak out、Enterovirus、RS virus、Adenovirus、SARS-CoV-2 を含めた
20 種類の PCR:陰性(先行感染はなく、20 種類の multiplex PCR はす
べて陰性)、リウマチ因子:<2 IU/ml、ASO 価:47 IU/ml、その他の原
因の可能性は低いと判断した。

第 7 病日、上記評価後に臨床所見の改善により患者は退院した。退院
後は 1 ヵ月後に心臓造影剤 MRI フォローの方針であった。

日付不明、心筋壊死マーカーが上昇した。

2021/11/05(ワクチン接種 10 日後)、事象の転帰は軽快であった。

報告者は事象を重篤(入院、2021/10/30 から 2021/11/05)と分類し、
事象と bnt162b2 間の因果関係は関連ありと評価した。

他要因(他の疾患等)の可能性の有無は「なし」であった。

報告者のコメントは以下の通り:

経過からは 2 回目のコミナティワクチン接種後 1 週間以内に発症し
た。これまでの報告、患者の年齢と性別(15 歳男児)から好発である
と考えられ、コミナティワクチン接種による心筋炎を第一に考えた。
先行感染はなく、multiplex PCR では Enterovirus、RS virus、
Adenovirus、SARS-CoV-2 を含めた 20 種類の病原体はすべて陰性であっ
た。抗核抗体:陰性、リウマチ因子:<2IU/ml、ASO 価:47IU/ml、単純
ヘルペスウイルス IgM/IgG:陰性、EBV- IgM/IgG:陰性、パルボウイル
ス IgM:陰性、CMV- IgM/IgG:陰性であり、その他の原因の可能性は低
いと判断した。

再調査は完了した。詳細情報は期待できない。

追加情報(2022/08/01):本報告は、以下の文献を情報源とする文献報

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