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資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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2021/05/13 07:45 頃、老人ホームの施設職員が患者の部屋を訪室する
と、ソファーに坐位で口から嘔吐物が出ており、嘔吐と吐血のあとを
発見した。着替えないまま座った状態で亡くなっていた。床には嘔吐
した形跡があった。

2021/05/13 07:53、救急要請を行った。

2021/05/13 08:00、救急隊が到着した。救急隊の到着時、硬直を認
め、搬送されなかった。

2021/05/14、警察が死因を確認するため、他の病院に剖検を依頼し
た。

剖検が実施された。剖検結果の詳細は、以下の通りであった:肉眼的
にくも膜下出血が見られた。しかし、全脳ホルマリン固定後に加割し
たところ、右視床下部に出血を認め、脳室穿破していた。剖検情報で
は、死因は内因性くも膜下出血で、死亡推定時刻は 2021/05/12、ワク
チン接種当日の夜頃であった。日付不明、解剖では脳底動脈瘤は見ら
れなかった。ワクチン接種前後の異常はなかった。

死亡時画像診断は実施されなかった。

最初の医師は、くも膜下出血を BNT162b2(コミナティ)と関連なし、
嘔吐を可能性小と評価した。ワクチン接種と死亡との因果関係に対す
る考察は、限りなく低い(患者に基礎疾患はないが、動脈瘤があった
のだろう)とのことであった。

2 番目の報告医師(解剖医)は、事象(くも膜下出血)を重篤(死亡)
と分類し、事象と BNT162b2 との因果関係は評価不能と評価した。

他要因(他の疾患等)の可能性の有無は「なし」であった。

事象くも膜下出血の臨床転帰は死亡であった。

2021/05/12、患者は右脳出血および頭蓋内出血のため死亡した。

他の事象の転帰は不明であった。

報告者コメント(解剖医):患者は、7 年前に脳梗塞の病歴があった一

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