よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2-3-1   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (827 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

事象の経過は以下のとおり:

2021/10/02、1 回目のワクチンを接種した。

2021/10/03

15:15、不眠症状、全身の筋肉痛および関節痛が出現し

た。プライバシー病院の診療科で、もとの睡眠薬を強くしてもらっ
た。

2021 年 10 月の中旬くらいまでで、一旦痛みは治まった。

2021/10/23、2 回目のワクチンを接種した。30 分の経過観察中に体が
熱くなった。

2021/10/24 から、筋肉痛、関節痛、不眠、鼻閉感、鼻汁があった。

2021/10/26、プライバシー耳鼻咽喉科を受診し、鼻粘膜の腫脹が発見
された。内視鏡がぎりぎり通るくらいであったと述べた。点鼻薬、抗
アレルギー薬、抗生剤が処方された。点鼻薬、抗アレルギー薬、抗生
剤が処方された。

2021/11/02 と 2021/11/09 も、同耳鼻咽喉科を受診し、徐々に粘膜所見
は改善してきているとのことであった。

2021/11/02、同耳鼻咽喉科で採血し、大きな異常値はなかった。筋肉
痛および関節痛はあまり変わらず持続した。

市販の痛み止めを飲んでいて、ある程度は効いたが、効果が切れると
痛くなった。患者は仕事に行くことができなかった。

2021/11/10、市販の痛み止めを飲んでいて、ある程度は効くが、効果
が切れると痛くなり仕事ができないということで、プライバシー内科
新患外来(当院)を受診した。

明らかな原因がわからず、膠原病の関連疾患が疑われ、プレドニゾロ
ン 15mg を処方した。しかし、1 週間後症状は改善せず、線維筋痛症疑
いで、プライバシー病院総合診療部に紹介した。

同院の精査でも線維筋痛症と診断するのが妥当であろうとの判断とな
った。通院の便も考え、当院に逆紹介となった。

疼痛コントロール目的に、2021/12/13 から 2022/01/14 まで入院した。
疼痛がやや落ち着いたため、外来療養に切り替えた。

827