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高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (48 ページ)

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出典情報 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》
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癌治療は命に直結します。近年標準治療で分子標的薬が選ばれています。乳癌は41歳のときにわかりました。ス
テージ的に化学療法、手術、放射線治療、分子標的薬が標準治療でした。民間の保険に未加入だったこと、付加給
女性

40代 がん患者

付がなかったこと、独身なこと、それでも治療ができているのは高額療養費があったからです。治療しながら働い
ています。重いものは持てません。副作用で薬剤性下痢はいつくるかわかりません。再発転移に怯えています。も
しも再発したら分子標的薬を一生です。57600円、4回目から44400円ですが一年ならいくらでしょうか?生活して
いけるだろうか?氷河期で非正規です。どうか高額療養費の引き上げはやめてください。
私は寛解継続中で、健常者として薬もなく普通に生活していますが、再発の恐怖は常にあります。治療中はもちろ

女性

40代 がん患者

ん、今でも、私が生きていられるのは高額療養費制度の限度額が、支払い可能な額だったからだと思っています。
再発しても心折れずに前向きに治療に取り組める素晴らしい制度の改悪は、いたたまれない気持ちになります。命
の選択を推し進める負担額の引き上げに反対します。
誰一人とりこぼさない社会を目指すべき現代において、弱きものは「もう少しだけ生きたい」と願うことすら許さ

女性

40代 がん患者

ないと言わんばかりの制度改悪。時代と逆行しているだけでなく、人間としての倫理観を疑います。もし、あなた
が、あるいはあなたの家族が当事者だったら……という想像力を取り戻してください。
抗がん剤は新薬ほど高額です。標準治療として承認しているのに、医療費が払えずにその標準治療を断念する人が

女性

40代 がん患者

いたら本末転倒ではないでしょうか?医療費を削るなら、不必要な検査や処方から減らしていくべきだと思いま
す。高額医療費があったとしても病気で収入源の家庭にはかなりの負担てす。
がん患者としておりますが、3年前に乳がんステージ0にて全摘手術を終えています。高額療養費制度の負担上限
額引き上げに強く反対します。私自身この制度のおかげで医療を安心して受けることができたと確信しています。

女性

40代 がん患者

引き上げは今後治療を受ける人を医療から遠ざけるばかりか、今治療を受けられている人も同じ治療を受けられな
くなるという懸念があります。特にがんにおいては長い治療をされるかたたくさん方々がいらっしゃいます。命の
不安がある中で、医療費における不安まで影を落とさぬよう、政府・行政には努めていただきたいと思います。

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