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高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (313 ページ)

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出典情報 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》
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がん患者・医師や
女性

30代 看護師以外の医療
関係者

乳癌患者です。幼児を複数育てております。こちらの制度には大変助けられておりますが、長期に渡り治療が必要
な病状のため、限度額の引き上げに関しては慎重にご検討いただきたいです。
がんは宣告されたら死を待つのみの病ではなく、放射線治療や抗がん剤治療を受けながら働き続ける勤労世代も多
くおります。そういった世代にとって現状の高額療養費制度ですら負担が重くのしかかるのに、上限額引き上げと

がん患者・医師や
女性

40代 看護師以外の医療
関係者

いう暴挙は、労働を続けることの困難を増やし「負担金額が少なくなる為には収入が少ない方が良い」=勤労継続
の断念という結論への圧を強めます。薬価削減と同じく、一時的限局的に医療費は減るでしょう、しかしそれは労
働者人口を減らし全体的な税収を減らし将来世代への教育などを削り社会の弱体化をもたらします。医療は国の根
幹たる国民を支えるもの、削れば成り立たないものです。

がん患者・医師や
女性

高額療養費の負担上限額引き上げ反対です。昨年10月、12月と手術入院し、高額療養費のおかげで費用を払うこ

40代 看護師以外の医療 とが出来ました。現在は抗がん剤を投与しています。まだ中学生と小学生の子どもを育てているため、働くことが
関係者

出来ない状態ではこれ以上の負担は生活が破綻します。ご検討の程よろしくお願いいたします。
40代でがんに罹患しました。ようやく年収が1000万を超えてきてましたが3人の子供たちの学費のために貯金しな

がん患者・医師や
女性

40代 看護師以外の医療
関係者

ければなりません。医療費のこともありますが、仕事の継続と子供を育てるために、できるだけ時間のかからない
治療を選択しました。それでも手術と入院費、個室料金の負担は大きく、高額医療費制度に助けられましたが、こ
れが数か月、数年単位で続くと年収1000万円でもかなりの負担になると感じました。

がん患者・医師や
女性

40代 看護師以外の医療
関係者

若い世代はただでさえ、医療費の負担割合も大きく尚且つ社会保険料で高齢者を支えている世代でもあります。が
んになり働けない状況でも誰かを支えているのに、自分たちは誰にも支えてもらえないのはおかしい。
がん患者になり術前化学療法中です。沢山の副作用と、経済的な負担、精神的肉体的にもギリギリの状態で治療し
ています。それでも子ども達の成長を見届けたく必死に治療をこなしています。現行の高額医療費でさえ、家族や

がん患者・医師や
女性

40代 看護師以外の医療
関係者

子供達の将来のお金を心配してしまうのに、負担額の上限引き上げは、がん患者の治療意欲や生きる機会を奪うこ
とになりかねません。治せるはずの人の治療を経済的理由で断念させ、子ども達の親を奪うような、上限引き上げ
は止めてください。しいては、それは子どもの未来を守ることでもあると考えます。将来罹患される方々もきちん
と治療をうけて大切な人の側にいられるよう切に願っています。

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