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高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (457 ページ)

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出典情報 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》
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がん以外の疾病の
女性

50代 患者の家族や遺
族・看護師

必要な医療が受けられず、命に関わる方も出てくると思います。政府は国民を見捨てるような事ばかりしていま
す。必要な医療を必要としている人が負担なく受けられるようにして欲しいです。
今の上限額でも、治療を継続できない人がいます。これ以上引き上げたら、経済的な理由で治療を断念する、延命
を諦める人が、増加していきます。また、所得増加に伴う上昇率が高過ぎます。いくら年収が高くても、毎月30

女性

20代 医師

万以上支払える人はどのくらいいるでしょうか?年収が高い人も、扶養してる家族が多かったり、介護を行なって
いたりと事情もあるでしょう。高額療養費制度は一度のことではなく、継続的なものです。引き上げは、国として
病気の人を見捨てるという意思表示と解釈します。
所得を基準に負担額を決定しているが、手取り収入を考慮すると十分に医療費負担のみで生活が破綻する水準であ

男性

30代 医師

り、保険制度の体をなしていない。必ずしも付加給付があったり、上限に達するケースばかりだけではないため、
医療負担を苦に治療を諦める事例も考えられる。また、上限引き上げによる保険収入増過分は大勢を変える金額で
はなく、それ以上に病気の経済的リスク評価を大きく上げてしまいコストベネフィットに合わない。
日本の保険診療は、収入の大小関係なく国民が最先端の医療を受けられる点において、世界に誇れる医療体制で

男性

30代 医師

す。高額療養費制度を改悪してしまえば、その長所がなくなってしまいます。引き上げないでください。金銭の問
題で患者自ら救命を諦める姿は見るに耐えません。
ある程度収入のある現役世代が、税だけでなく医療において格差をつけられ、場合によっては治療を諦めることが

男性

30代 医師

既に現場ではみられており、その可能性が増えるものと思われます。患者に関わる医師、将来患者となりうる一個
人として、過度な負担増加に反対いたします。
昨今のがん治療の超高額化は確かに頭の痛い問題であるが、現状でもいわゆる現役世代から「薬が高額なので払え
ない」という相談を受けることが多い現場の人間としては到底許容できない施策である。医師という福利厚生の極

その他 30代 医師

めて乏しい環境での一労働者としても他人事ではない。特に患者が若年の場合は生計を立てている当人の稼得が疾
病で低下することを加味すると、若年患者ほど相対的に困窮する。それは不正義ではないのか。再分配原則から、
社会保険料の累進制や給付の""壁""の存在には納得しているが、昨今のあらゆる指針において""壁""の上限設定が
低すぎており、スタグフレーション下の日本において市民の生活を破綻させる方向と感じる。

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