高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (273 ページ)
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出典情報 | 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》 |
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女性
70代
外の疾病の患者・
医師や看護師以外
の医療関係者
悪性リンパ腫の抗癌剤の晩期副作用で心機能不全でペースメーカー装着、2度のカテーテルアブレーションで入院
手術。高額療養費制度を使いましたこの制度は国民の安心でもあります。支援が増すことはあっても負担増になる
ことは政策の後退。国民の健康を守る制度は後退してはならない。
私はがん治療と重症のアトピー性皮膚炎の生物学的製剤を使った治療で高額療養費制度を使っています。医療従事
者でもありがん患者さんと多数関わって参りました。治療を受けるには病気でも働きながら治療費を支払っている
がん患者・がん以
女性
40代 外の疾病の患者・
看護師
方が多く、高額療養費制度は経済的負担軽減のための一助になっていたはずです。今回の引き上げは医療従事者と
して患者として両方の立場から言っても断固反対です。高額な治療が必要な病気になったら経済的な理由で治療を
諦めなければならないのかという不安しかありません。頑張って自分で収入を得ているのに一方で収入が低い方や
生保の方ばかりが負担が少なく高い治療の恩恵を受けられると思うと制度に納得が行かないです。
保険料を上げるのが一番かなと思います。だめなら、難病特定疾患に似た支援方法を検討してもいいのではない
か。生活保護の生活水準を基準にして、納税額等で上限額を決めてもいいのかもです。任意保険料の控除制度があ
がん患者・がん以
男性
40代 外の疾病の患者・
看護師
るので、もっと加入を勧める必要もあると感じます。備えあれば憂いなしです。がんは特に、二人に一人は罹患す
る時代になったので、その危機感を国民はもっと認識して備える必要があると思います(首都直下地震や南海トラ
フ地震や自然災害と同じように)。災害も重大な病気も、一生に一度あるかないかの大イベントなので、最終的に
は各個人がしっかりその判断ができる情報を国は常に提供していってほしいです。
私には、遺伝子病の神経線維腫症1型があります。難病指定の疾患ではありますが、判定基準から外れてしまった
ので、難病指定は受けられませんでした。定期検査は自己負担の3割です。そして、乳がんに罹患しました。早期
がん患者・がん以
女性
50代 外の疾病の患者・
看護師
発見のため、全摘出のみでしたが、今後は、神経線維腫症1型では、脳腫瘍に罹患することが多いため、定期検査
は続きます。もし脳腫瘍に罹患したらと、考えると、治療にかかる医療費が不安でなりません。全体的に、がん化
しやすい細胞が多く存在しているので、どのがんに罹患してもおかしくないと思っています。高額医療費の負担が
増えると、主人の収入に頼っているため、生活が困窮することは目に見えています。
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