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高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (104 ページ)

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出典情報 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》
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私は卵巣がん患者です。今年で10年目になりますが、再発を繰り返しており、その間に手術は3回、治療は5回、
そして現在も治療中です。高額療養費にはとても助けられています。この制度がなかったら治療費が払えず、治療
女性

40代 がん患者

の継続も断念せざる終えずに、ここまで生きてはこられなかったでしょう。負担上限の引き上げは国に命を諦めな
さいと言われているようでとても悲しいです。これからも治療を続けさせてください。どうか助けてください。お
願いいたします。
私は30代でがん治療が始まりました。手術、抗がん剤治療、放射線治療と約1年に渡り標準治療を受けました。上
は小3、下は保育園の子供達3人を育てながらの治療だったので、その間は仕事を続ける余裕が無く収入が大きく

女性

40代 がん患者

減ってしまいました。外来で抗がん剤や放射線治療を受ける際、細かい明細を見るととても高額な医療費がかかっ
ていることが分かり、高額医療制度には心から感謝しました。がん治療は長い長い戦いです。沢山の新薬や治療法
が出てきても、自己負担金か増えることで断念しなくてはならない患者が出てくることがないことを願います。ど
うが、国民に寄り添った対応をお願いします。

女性

40代 がん患者

これ以上、1月にかかる医療費、お薬代など上がってしまえば、身体にむちをうち働きづめとなり、余計に生活が
しんどい形になるとしか思えません!!限度額制度は大変ありがたいんですが引き上げには反対!です!
今の治療はホルモン療法だけで毎月 高額療養費制度を使うことはないのが現状ですが、再発・転移をしたら…と

女性

40代 がん患者

考えると今回の負担上限額引き上げは不安しかありません。引き上げ額自体あり得ない数字ですが、なにより こ
こを引き上げる必要があるのかが疑問しかありません。経済力がある人しか治療を続けることができなくなり、命
を諦める人が増えるのが容易に想像ができます…なんのための制度なのか。

女性

40代 がん患者

反対です。制度のおかげで、なんとかやっていけています。
私の乳がんは、半年前の検診では問題なく半年の間に3センチ近くまで成長する悪性度の高いものでしたが、分子
標的薬が劇的に効きそれを含む治療のおかげでがんは消滅し、2年半経って再発もなく仕事もして現在元気です。

女性

40代 がん患者

2人の子育て(大学受験等と同時期)をしながら分子標的薬治療の20万円を超える額を毎月支払うのは大変でした
が、高額医療費制度のおかげで治療を受けることができました。我が家の場合において高額医療費制度の上限額が
大きく引き上げられていたと仮定すると、子どもの教育費用を優先させて自分の医療費を削り、私は命を落として
いたかもしれません。高額療養費上限額引き上げをどうか見直して頂きたいです。

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