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高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (308 ページ)

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出典情報 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》
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がん患者・がん患
女性

50代

者の家族や遺族・
医師や看護師以外
の医療関係者
がん患者・がん患

女性

50代

がんに罹患した時、今後の治療にかかる生活費医療費などのお金を一番に心配しました。収入が減少する中で、医
療費の負担がプラスされることは患者や家族などにとっても切実な問題です。負担額が増えることで治療を諦めて
しまう。そんなことになるのは残念でしかありません。
普段の生活からある日突然がんになり、仕事との両立を調整しながら治療も継続中です。高額療養費のおかげで今

者の家族や遺族・ の治療を継続することはできていますが、それでも毎月5万の出費。働いても働いても‥という生活です。更に引
医師や看護師以外 き上げとなると、生きることを諦めなくてはならない状況になるかもしれないという恐怖を抱きながらの日々で
の医療関係者

す。
◯自分自身のこと 2016年3月、中枢神経原発の悪性リンパ腫を発症。約8ヶ月入院し、化学療法、造血幹細胞自家

がん患者・がん患
男性

60代

移植などの治療をして頂きました。 その間仕事は約1年休職、その後復職、一昨年3月定年退職(60歳)を無事に迎

者の家族や遺族・ えることができました。 昨年には経過観察のための通院も卒業でき、現在再就職職場の市立病院で働いておりま
医師や看護師以外 す。◯妻のこと 2019年夏に卵管がんが見つかり、抗がん剤治療を経て、翌年2月摘出手術を受けました。その
の医療関係者

後、新しく承認された高額な薬を服用しておりました。現在、私たち夫婦が日常生活を送ることができているの
は、高額療養費制度で支えて頂いたおかげだと、心から感謝しております。
乳癌が37歳でわかり、手術・抗癌剤・放射線を終え、今はホルモン剤と分子標的薬で治療中です。手術前の乳癌
と診断されるまでもとてつもない費用がかかり、3歳になった息子の保育園代と治療費合わせると私の給料より高

がん患者・がん患
女性

30代 者の家族や遺族・
看護師

くなり、生活が本当に苦しくなっています。働き世代のことより75歳以上の後期高齢者の延命と名はないです
が、手術費や治療費のこと、その治療を受けて元気になるなら兎も角、治療の影響で本人の体力がなくなり、一旦
は退院しても寝たきりになることも多く事例にあります。また、命の選別ではないことは前提ですが、急性期の病
棟看護師をしていましたが、手がかかるのは高齢者の患者で同じ疾患でも医療を逼迫しています。

がん患者・がん患
女性

30代 者の家族や遺族・
看護師

上限引き上げにより、本来受けられるはずの医療を諦める人が出てくる可能性があり、大変不公平。一生懸命働い
て社会保険料を多く負担している現役世代が恩恵を受けられないのはおかしい。医療は平等であるべき。

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