高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (127 ページ)
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出典情報 | 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》 |
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今の私の生きていられるので、仕方がないのですが、毎回こんな費用をかけて無収入の私が生きているのは申し訳
女性
50代 がん患者
ないと思ってしまうのも事実です。もしかして、離婚をした方が家族には負担がかからないのでは?とも思ったこ
とがあります。ただ、夫の会社の健保のお陰で還付金があり、我が家はそれで助かっています。それがなければ本
当に離婚も選択肢にはいっていました。病気をかかえながら、仕事や子育てをしている方が大勢います。今はがん
は共存していく時代に入っている中、治療も長引きます。これ以上負担を増やさないで欲しいです。
2年前のがん治療の際、化学療法や投薬のため、1年半ほど高額療養費制度を利用しました。この時の金額でも家
女性
50代 がん患者
族に負担をかけることが辛かったです。将来、収入が減った後に再発してエンドレスに投薬治療が必要になった時
に、自己負担額が今より大きくなっていると、もう治療は諦めるしかないと思います。お金のない人は標準的な治
療でも諦めるしかない、これからはそうなってしまうのでしょうか?
がんは遠隔転移をしていても、もはや慢性疾患です。治療はずっと続きます。近年、がん治療に分子標的薬などが
加わったことにより、治療費はうなぎのぼりになっておりますが、ステージ4の患者を支えているのが高額医療費
女性
50代 がん患者
のシステムです。高額医療費の上限が引き上げられた場合には、ステージ4の患者が治療をあきらめてしまうこと
もありえます。勤労人口が減っている今、仕事を両立しながら長期治療をしている患者を見捨てるような政策には
賛成しかねます。せめて、多数該当の上限は引き上げず、このままにしていただきたいです。
がんの治療中です。治療が突然入ることもあり、体調に波もあるので勤めていた団体を辞めました。現在フリーラ
ンスで働きながら維持療法をしていますが、たまたま仕事のあった年の翌年に仕事がない場合、現状の制度でも手
女性
50代 がん患者
持ちのお金の八割が消える感覚です。それでも大変ありがたい。それがこれ以上引き上げになると私の枠だと4割
近く値上げになります。一度ならなんとかなるにしても年額で計算すると一財産。それが死ぬまでです。不摂生も
せず真面目に働いて納税してきたのに、たまたま病気になり、治療費を払うために体調が悪くても働き、結構な住
民税も払っているのに倍近く値上げするのです。誰が考えたか知りませんが、改悪に大反対です。
男性
50代 がん患者
ただ単に数字合わせの、安易な制度変更かと思います
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