高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (385 ページ)
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出典情報 | 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》 |
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がん患者の家族や
か生きています。治療には莫大なお金が必要で、終わりは見えません。金銭的な不安は精神的な不安にも直結しま
20代 遺族・がん以外の
す。そしてこの苦しみは、自分や身近な人が実際に経験しなければ、なかなか実感できないものかもしれません。
疾病の患者
ですが、誰しもがんやがん以外の病気になる可能性があります。もしそうなったときに、少しでも不安や負担がな
く、安心して治療を継続して受けられるためにも、今回の負担上限額引き上げに私は強く反対します。
私はリウマチ患者です。20代の頃に発症し10年経ちます。リウマチは完治する病気ではないため、寛解を目指し
長い治療期間を要します。現在も治療が必要で通院していますが、リウマチは難病指定ではなく生物学製剤は薬の
がん患者の家族や
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30代 遺族・がん以外の
疾病の患者
費用が高く生活を圧迫します。今現在でもギリギリなのに今以上に治療費がかかってしまうならば治療を制限した
り治療を諦める人が必ず出てきます。実際に自分も治療費が負担になっていますし、将来子供が欲しいと考えてい
ますが今以上に治療費がかかるなら子供を授かっても治療しながら生活していけるか不安でなりません。ぜひ、負
担上限額引き上げを辞めて頂きたいです。よろしくお願いします。
がん患者の家族や
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30代 遺族・がん以外の
疾病の患者
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30代 遺族・がん以外の
疾病の患者
日本は医療保障や教育の分野で世界的な評価を得てきたはずです。今この国はそれらの分野を蔑ろにし、防衛や外
交にはポンと増額しますよね。愛国心と謳いながら。解せません。
母が癌患者でした。また私自身も現在不妊治療を行なっています。負担上限額引き上げによって、治療を諦める方
が出てはいけないと思います。
乾癬患者で、高額療養費制度を利用しています。最新の治療でなんとか寛解の状態を保ちながら(治療費を稼ぐた
めもあり)フルタイムで仕事をしています。病状は長期的には安定せず再燃することもあり、仕事と治療をギリギ
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40代 遺族・がん以外の
疾病の患者
リのバランスで両立させています。これ以上自己負担額が上がれば、治療も仕事も続けることができません。それ
は健康に生きる権利を奪われることと同じです。医療は誰のためにあるのでしょうか。一番必要としている人に、
必要な医療が届けられなければ、結果的には日本の創薬力の低下にもつながると思います。薬剤の持つ経済的効果
や、患者視点から見た価値を、きちんと取り入れた上で、今一度制度の見直しを考えてほしいです。
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