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高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (129 ページ)

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出典情報 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》
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反対します。私は乳がん患者です。術前抗がん剤治療、全摘手術、放射線治療を終えた後、再発予防のため分子標
的薬ベージニオを2年間服用しています。一錠8,000円。朝晩一錠ずつ毎日飲まなくてはなりません。あまりに高
女性

50代 がん患者

額なため服用を断念する方をSNS等でお見かけします。負担上限額が引き上げられた場合さらに断念せざるを得
ない方が出てくることでしょう。乳がん患者は子育て中の方も多く、また治療期間も長い。家庭の経済的状況は逼
迫し続けます。貧富の格差が命の長短につながるような制度改悪には断固反対します。
毎月額面月収の18%程度の医療費がかかっています。幸いにも治療が継続でき、命があるからこそではあります
が、この生活が3年以上続いています。高額療養制度の引き上げは、単発の医療費がかかった人のみならず、私達

女性

50代 がん患者

のような継続治療、かつ、この治療がないと命がつながらない患者、それだけでなく、そのような体で必死で働い
ている患者も使用させて頂いてる制度です。ただでさえ、命と向き合いながら生きているにも関わらず、命とお金
のトレードオフという選択をせざるを得ない、もしくは、治療の意欲を削ぐような制度にならないよう、昨今の治
療状況を踏まえた制度設計をお願いしたいと思います。
GISTで平成20年からの闘病中。現在58歳、グリベックを毎晩服用中です。高額療養費制度のおかで、現在も生き
ています。夫の扶養中。3カ月に1回の診察で現在は、分子標的治療薬は、44400円の薬代と診察代、年に2回の造

女性

50代 がん患者

影CT撮影代。糖尿病のクリニックは、2ヶ月に1回ですが、診察代、インシュリン注射、内服で13000円位です。
副作用の為に、皮膚科受診もあります。昨年は、乳がんの手術をしました。こちらも、高額療養費制度のおかげで
63480円でした。術前、術後検査等は、別会計です。働きたくても体力がなくて働けません。障害年金は、問い合
わせましたが無理でした。高くなるなら、治療を拒否するしかありません。
がん患者の治療代(薬代が月に11万円、月一の注射や診療費に3万円かかっています)もともとの高さにも驚きます
が、がんに罹患すると思うように働けなくなることで収入が減ります。さらに更年期が早く来たり、歯に影響があ

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50代 がん患者

るなど、がん治療に付随して他の病院にもかからなければならなくなるので、本当にお金がかかる病気だと痛感し
ています。負担がこれ以上大きくなれば根本的に生活ができなくなるほどに大変です。高額療養費が引き上げにな
ると生活に大打撃ですので、どうか引き上げはしないでいただきたいです。お願いいたします。

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50代 がん患者

あまりの高い療養費、そして副作用により十分に働けないこれでは、若い治療者は難しい

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50代 がん患者

継続利用の場合は、治療に終わりがない場合が多いので負担増はしないでいただきたい。

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