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高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (300 ページ)

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出典情報 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》
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がん患者・がん患

38年前にこの制度があったなら父を罹患発覚からたった2ヶ月60歳で亡くす事もなかったかもしれない。子供3人

者の家族や遺族・ を抱え自営業の大黒柱が倒れた時、母はどんな思いで金銭面の工面をしていたのだろう。私自身は23年前に罹
女性

60代

がん以外の疾病の

患。生命保険は掛けていたもののおりるのは退院後。娘の学資保険まで解約して工面した治療費。あの頃今の制度

患者・がん以外の

があったなら…。一昨年違う病気で入院した時にコロナ禍で仕事も減り貯金もなかった私が安心して手術を受けら

疾病の患者の家族 れたのもこの制度があったお陰。それでも負担額を払うのでいっぱいの上、病後の後遺症で今もフルタイムで働く
や遺族
ことが出来ず収入は日々の生活費でギリギリ。もしも負担上限額が引き上げられたら…不安です。
がん患者・がん患
者の家族や遺族・
女性

60代

がん以外の疾病の
患者・がん以外の
疾病の患者の家族

難病もかかえ、正規で働きたくても働けない非正規、低所得者層です。それでなくてもギリギリの生活。物価も上
がり医療費も上がる。最賃はここ数年上がったと言っても会社は労働時間を削ることで収入が変わらないようにし
てくる。手取りが変わらない以上、絶対病気になってはならないと不安しかありません。

や遺族
がん患者・がん患
者の家族や遺族・ 定期的に病院に通う必要のある患者にとって高額療養費制度はとてもありがたい制度です。慢性疾患を持つ患者に
女性

60代

がん以外の疾病の

とって医療費は固定費です。それが引き上げられるということは、その分生活費を削らなければならなくなりま

患者・がん以外の

す。同じ固定費でも、家賃ならば安い所に住み替える選択肢もありますが、今回の引き上げは、治療をやめろと言

疾病の患者の家族 われているように聞こえ、悲しい。
や遺族
がん患者・がん患
者の家族や遺族・
がん以外の疾病の
女性

40代 患者・がん以外の
疾病の患者の家族
や遺族・その他の
お立場

私自身が卵巣がんと肺がん、家族が白血病、前立腺がん、皮膚がん、肺がん、腎臓がんです。がん種によって治療
費の負担も治療の長さも違いますが、がん治療はお金がかかります。家族は若くして寝たきりになり介護も必要と
なり限度額ギリギリの費用を何年も毎月支払いました。闘病で働けない、妻である私も働けない為将来住む為の土
地を売りました。土地がなければ治療を諦めたと思います。今後、物価高騰が続く中高額療養費の負担上限額が引
き上げになれば、生きる事を諦めなければならないがん患者が増えると思います。現状でも既に治療費が高くて諦
める選択をしている人がいる中の上限額引き上げは多くのがん患者を苦しめるものになるでしょう。

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