資料2 規制改革推進に関する答申(案) (50 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/committee/260629/agenda.html |
| 出典情報 | 規制改革推進会議(第28回 6/29)《内閣府》 |
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「がん対策推進基本
計画」(令和5年3月 28 日閣議決定)では、「誰一人取り残さないがん対策
を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す。」を全体目標とした上で、
「が
ん予防」、
「がん医療」及び「がんとの共生」を3本の柱として、各分野にお
ける現状・課題、それらに対する取り組むべき施策及び個別目標が定められ、
個別目標の一つとして、がん検診受診率を向上させ、「がん予防重点健康教
育及びがん検診実施のための指針」(平成 20 年3月 31 日付厚生労働省健康
局長通知。以下「がん検診指針」という。)に基づく全てのがん検診におい
て、受診率 60%の到達を目指すこととされた。
令和5年度から令和 10 年度までの6年を目安とする同計画に基づき、厚
生労働省は、全ての国民ががん検診を受診しやすい体制の整備に向け、受診
者の立場に立ったがん検診を受診する上での利便性の向上など、がん予防の
ための施策を推進している。
我が国におけるがん検診のうち、市区町村が健康増進法(平成 14 年法律
第 103 号)第 19 条の2に基づき、努力義務として行う健康増進事業の一部
である住民検診については、がんの死亡率減少を目的として対策型検診とし
て実施することを国が推奨している。国が対策型検診として推奨するに当た
って、国立研究開発法人国立がん研究センターが作成したガイドラインで整
理された科学的知見に基づき、死亡率減少という利益が、検査の偽陽性や過
剰診断等の不利益を上回ることが明らかな検診方法を確認した上で、推奨す
る検診方法をがん検診指針において示している。がん検診指針では、国が推
奨する検診方法として、胃がん検診における胃部エックス線検査、肺がん検
診における胸部エックス線検査及び乳がん検診における乳房エックス線検
査(マンモグラフィをいう。以下同じ。
)について、がんの見落とし防止を
目的として、それぞれ2名以上の医師による読影(以下「二重読影」という。)
が必要であることが示されている。
一方で、国が推奨する検診方法として、二重読影が必要であることが示さ
れていることについては、以下の指摘や声などがあり、見直しが求められて
いる。
・現時点で確認できる資料によると、胸部エックス線検査については平成4
年に、胃部エックス線検査については平成 10 年に、乳房エックス線検査
については平成 12 年にそれぞれ二重読影が必要であることが定められて
いたが、胸部エックス線検査について、二重読影が必要であることが定め
られてから 30 年以上経過しており、近年の読影機器等の技術進歩に合わ
せて、二重読影が必要とされていることを含め、国が推奨するがん検診の
検診方法を見直す必要があるとの指摘。
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