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資料2 規制改革推進に関する答申(案) (149 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/committee/260629/agenda.html
出典情報 規制改革推進会議(第28回 6/29)《内閣府》
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さらに、AI駆動開発においては、システムの仕様・要件や設計の背景に
ある経緯、制約条件、過去の意思決定の理由など、システム開発における判
断の前提となる背景情報(以下「コンテキスト」という。)をAIが適切に
把握していることが、生成される成果物の品質を左右する。AIが読み取り
やすい形式でコンテキストが整備・共有されることにより、従来は特定の事
業者に占有されていた設計・実装知識が発注者側にも蓄積され、他の事業者
にも可視化されることとなる。これにより、調達における情報の非対称性が
解消され、多種多様な事業者が対等な条件で競争に参加できる環境が整う。
このほか、AI駆動開発であれば、AIが成果物の作成やそのレビューを
自動で行うことにより、企業規模にかかわらず一定の品質でシステム開発が
可能となることから、AI駆動開発を実行できる技術力を持ちながら、大企
業に比べ経営資源が限られることで応札を見送ってきた中小企業やスター
トアップ企業であっても、自ら元請けとして一定規模のシステム開発を受注
できるようになる。
このように、政府情報システムにおけるAI駆動開発の導入は、政府情報
システムの調達における長年の構造的課題を解決し得る大きな転換点とな
り得るものである。また、近年、世界的にAIの研究開発競争が生じ、世界
各国でAIの利活用が進んでいる中、我が国では、AIのイノベーションを
促進しつつ、リスクに対応するため、国家目標の実現に資する戦略として、
「人工知能基本計画」(令和7年 12 月 23 日閣議決定)が策定され、同計画
において、AI関連技術の研究開発及び活用の推進に関する施策についての
「4つの基本的な方針」の一つとして、
「AI利活用の加速的推進(「AIを
使う」
)」が定められ、我が国でのAI利活用を促進するため、
「隗より始め
よ」の観点から、まずは政府自らが積極的かつ先導的に利活用すること、政
府職員によるAIの普段使いを浸透、定着させることにより、業務の質を向
上させることや、取り扱う情報の属性や用途等に応じて、政府による適正な
調達・利活用を先導的に行うことで、日本社会で利活用されるAIの信頼性
及び透明性の確保につなげることなどが示されている。
一方、サービス・業務改革並びにこれらに伴う政府情報システムの整備及
び管理についての手続・手順や各種技術標準等に関する共通ルールを定めた
「デジタル・ガバメント推進標準ガイドライン」
(令和7年5月 27 日デジタ
ル社会推進会議幹事会決定)を含むデジタル社会推進標準ガイドライン群
(サービス・業務改革並びにこれらに伴う政府情報システムの整備及び管理
についての手続・手順や、各種技術標準等に関する共通ルールや参考ドキュ
メントをまとめたものをいう。)では、AIを活用した調達・開発等につい
てほとんど触れられておらず、政府情報システムの調達・開発等においてA

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