【参考資料2】令和6年度事業報告書(健康保険事業) (327 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第45回 9/25)《厚生労働省》 |
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図6は都道府県の年齢構成の違いを除去(年齢調整)した医療費水準を表した指数(地域差指
数)を入院、入院外+調剤、歯科、その他別にみたものです。2023(令和5)年度の年齢調整後
の医療費(地域差指数)の高い10道府県について、診療種類別の内訳をみると、いずれも入院
医療費が全国平均を超えており、特に、佐賀県、徳島県は入院、入院外がともに高いことが医
療費の高い大きな要因となっています。一方で、福岡県、北海道、長崎県、熊本県、鹿児島県、
大分県は入院が高いことが医療費の高い要因となっています。なお、香川県は入院外、大阪府
は入院外と歯科とその他が高くなっています。
年齢調整後の医療費の低い10県については、沖縄県の入院を除くすべてが全国平均未満とな
っています。特に、新潟県は入院、入院外ともに低いことが医療費の低い大きな要因となって
います。
図6
協会けんぽの都道府県別地域差指数(入院、入院外+調剤、歯科、その他)の比較(2023
年度)
0.12
0.10
全国値 1.00
0.08
地
域
差
0.06
指
数
0.04
か
ら
1
0.02
(
全
国
0.00
値
)
を
控 ▲ 0.02
除
し
た ▲ 0.04
その他
も
の ▲ 0.06
▲ 0.08
歯科
入院外+調剤
入院
注. 地域差指数は、都道府県の年齢構成の違いによる影響を除去して指数化したものである。
ここでは、地域差指数から1(全国値)を控除した数値により表示している。
合計
▲ 0.10
新富長茨沖岩群埼福静千山青石滋栃鳥福三岐東広山神宮愛奈京秋宮島高愛和岡兵山大鹿熊香長北福大徳佐
潟山野城縄手馬玉島岡葉梨森川賀木取井重阜京島形奈崎知良都田城根知媛歌山庫口分児本川崎海岡阪島賀
川
山
島
道
※
地域差指数とは、都道府県別の加入者1人当たり医療費(入院、入院外+調剤、歯科、その他)について、各都道府県の年齢
構成の違いによる影響を除去して指数化したものである。
(計算式)A県の地域差指数 =Σ(A県の年齢階級別加入者1人当たり医療費 × 全国の年齢階級別加入者数構成割合)÷ 全国
の加入者1人当たり医療費
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