【参考資料2】令和6年度事業報告書(健康保険事業) (153 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第45回 9/25)《厚生労働省》 |
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と考え、外部有識者を講師に据えて、医療機関薬剤部向けのオンラインセミナーを開催しまし
た。セミナーでは、医師や薬剤師を中心とした参加者に対し、バイオシミラー使用促進の意義
や現状、バイオシミラー採用のプロセス等について講義を行った他、バイオシミラー採用支援
の資料提供を行った結果、事後アンケートでは90%以上の方から参考になったとの回答があり
ました。
ウ)分析結果の説明やバイオシミラー使用に関するヒアリングのための医療機関訪問
医療機関への直接的なアプローチ方法として、地域の基幹病院を中心に10支部で計36か所の
医療機関へ訪問しました。訪問に当たってはア)のツールを使用したバイオシミラーの使用状
況の分析結果をまとめた資料を持参し、バイオシミラー使用にあたっての医療機関の方針や課
題などのヒアリングを行いました。
訪問した多くの医療機関から、県平均や地域の医療機関と自施設の比較情報は有意義な情報
であるとの評価を受け、協会のデータを活用した分析結果の提供がバイオシミラーの使用促進
の一助となり得るとのご意見をいただいた一方、バイオシミラーの採用にあたっては、医薬品
の供給状況や適応症等が課題になるとのご意見がありました。
当事業を通じて得られた知見を活かし、2025(令和7)年度は全ての支部においてバイオシミ
ラー使用促進事業を実施する予定です。
[(図表4-94)医療機関訪問資料(サンプル)]
③ポリファーマシー(多剤服用の有害事象)等対策
ポリファーマシー(多剤服用の有害事象)について、協会ホームページに上手な医療のか
かり方として広報ページを作成するとともに、LINE配信用広報資材を合わせて作成し、LINE
から広報ページへの誘導を図ることで、加入者への周知を図りました。かかりつけ医・かか
りつけ薬剤師(薬局)を持つことを推奨することと合わせてポリファーマシーの問題点の説
明を行うことで、加入者にとって理解しやすい説明としました。
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