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【参考資料2】令和6年度事業報告書(健康保険事業) (195 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63465.html
出典情報 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第45回 9/25)《厚生労働省》
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した。なお、発生した個人情報の漏えい事案等については、概要と原因を全職員に周知し、リ
スク管理の重要性及び発生防止の再徹底を行いました。
また、階層別研修において、個人情報の保護に関する法律の概要及び協会における個人情報
の取扱を題材とした講義を実施しました。加えて、保健師及び管理栄養士を対象とした保健師
全国研修及び保健師等ブロック研修においても、協会で実際に発生した漏えい事案等を題材と
した講義を実施しました。
ⅲ)法令等規律の遵守(コンプライアンス)の徹底
法令等規律の遵守(コンプライアンス)の推進を図るため、本部及び支部にコンプライアン
ス委員会を設置し、コンプライアンスに関する取組等について推進しています。
また、各支部における課題や職場風土の現状を把握し、より実効性のあるコンプライアンス
推進活動を行う観点から、職場環境(職場風土)アンケートを定期的に実施し、各支部におい
ては、アンケート結果を踏まえてコンプライアンス推進活動計画を策定し、実態に即した推進
活動に取り組んでいます。
コンプライアンスの重要性に対する職員の理解を深めるために、コンプライアンス通信・ポ
スター等の各種ツールを活用した啓発活動を継続的に行うとともに、eラーニングにより全職
員を対象としたコンプライアンス研修及びハラスメント防止に関する研修を実施しました。
また、ハラスメント相談員を担っている職員には、相談対応力の向上を目的としたeラーニン
グも実施しました。
更に、支部長及び企画総務部長を対象に、支部運営における適切なリスク管理やハラスメン
トに起因する問題が起きた場合の適切な対応について集合形式での研修を実施し、ハラスメン
ト知識・対応力の向上を図りました。
職員からのハラスメント等に関する相談・通報窓口を利用しやすくするため、引き続き外部
相談窓口「コンプラほっとライン」を設置し、ポスターや全職員が常時携行するコンプライア
ンスカードを活用して周知を図っています。相談窓口には、職場での人間関係の悩みやハラス
メントに関するものを中心に幅広い内容の相談等が寄せられ、それぞれ適切に対応を行いまし
た。
ⅳ)災害への対応
大規模な災害が発生した場合において、協会内における災害時の初動対応等をまとめた「初
動対応マニュアル」及び加入者・事業主等の利益に影響を及ぼす業務を優先して継続・復旧さ
せるための体制構築を目的とした「事業継続計画(BCP)」を策定しています。また、事業継続
計画に定めた優先業務を継続・復旧するためには、協会の業務運営の根幹を担っている情報シ
ステムの安定的な継続稼働が不可欠であることから、この備えとして、
「情報システム運用継続
計画(IT-BCP)」も定めています。
2024年度は、本部及び支部において、災害発生時の安否確認に係る訓練を実施するとともに、
災害時や緊急時における協会の各拠点及び幹部職員との通信手段の一つとして配備している
衛星電話について、各拠点間の連絡体制の確認を目的とした訓練を定期的に実施しました。ま

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