【参考資料2】令和6年度事業報告書(健康保険事業) (197 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第45回 9/25)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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なセキュリティ強度があるか検証するためのペネトレーションテスト(侵入テスト)を実施し、
脆弱性がないことを確認しました。
③最新のセキュリティ脅威への対応
社会情勢の変化やセキュリティ脅威のトレンドを常に注視し、協会の全職員が閲覧可能な電
子掲示板及び全国支部長会議等により、昨今の情報セキュリティインシデントの事例を用いた
注意喚起を随時行いました。また、情報セキュリティ対策を誰もが確実に実践できるよう、業
務における留意する事項をわかりやすくまとめた「協会けんぽセキュリティ通信」の発行を開
始し、2024年度ではテーマ別に4回配信しました。
これらの取組を実施したことにより役職員の情報セキュリティリテラシーが適切に維持さ
れ、結果として情報セキュリティインシデントは発生しませんでした。
ⅵ)費用対効果を踏まえたコスト削減等
[調達]
第6期保険者機能強化アクションプラン及び令和6年度事業計画において、より高い目標を掲
げ「一般競争入札に占める一者応札案件の割合」を20%から15%以下に変更し、一者応札案件
の削減に取り組んだところ、2024年度の一者応札割合については10.7%となり、目標を達成し
ました。
一者応札案件の減少に向けた取組として、支部に対してヒアリングやアンケートを実施した
ところ、特に他支部や官公庁で落札実績のある業者などへの幅広い声掛けは効果があったとの
意見が多く、その他の取組としては、
「公告期間や納期までの期間の十分な確保」、
「仕様書や競
争参加資格の見直し」、
「複数者からの参考見積の徴取」、
「調達に関する勉強会・研修会の実施」
といった取組に効果があるとの意見があったことから、これらの取組について全国支部長会議
等で支部に対し周知を図りました。
なお、調達にあたっては、契約の透明性を高めるとともに調達コストの削減を図るため、100
万円を超える調達は一般競争入札を原則とし、随意契約は「事務所の賃貸借」や「システムの
改修・保守」など、契約の性質などから競争が困難な場合等に限定し、調達審査委員会におい
て審査したうえで調達を行いました。
[一括調達及び消耗品の在庫管理]
本部及び支部で使用する消耗品について、本部で全国一括調達(一般競争入札)を行いまし
た。消耗品のうち、コピー用紙、トナー、各種封筒については、スケールメリットによるコス
トの削減を図ったほか、その他の事務用品については、発注システムを活用し、随時発注によ
る適切な在庫管理を行いました。
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