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【参考資料2】令和6年度事業報告書(健康保険事業) (119 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63465.html
出典情報 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第45回 9/25)《厚生労働省》
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[(図表4-60)被扶養者の特定健診の概要(2024年度)]

ア)2024年度の実績について
2024年度の被扶養者の特定健診の実施率は、2023年度の実施率28.3%から1.1%ポイント増
加し、29.4%となりました。受診者数は108万6千人となっており、2023年度の受診者数から4千
人(0.3%)増加し、2024年度KPI(30.3%)を概ね達成し、実施率は過去最高となりました(図
表4-61参照)。
[(図表4-61)特定健診の実績(被扶養者)]

イ)2024年度の実施率向上に向けた主な取組
被扶養者の特定健診については、2024年度から、
「骨粗鬆症検診」、
「歯科検診」、
「眼底検査」
を集団健診(協会主催)のオプション健診として実施しています。これらは、女性特有の健康
課題、歯科疾患対策等に着目したものであり、支部においては、集団健診の受診案内の際にオ
プション健診のメリットを周知するほか、協会主催の集団健診の実施回数も拡大し、受診者数
の増加に努めました。
他方で、自治体との協定等により、特定健診と自治体の集団健診やがん検診との同時実施を
進めました。協定の締結は、自治体との継続的な連携協力につながるため、積極的に進めてお
り、2024年度末時点では、421の市区町村と協定等を締結しています。2024年度は、1,221市区
町村の集団健診で協会の被扶養者も特定健診を受診できることとなっており、そのうち1,199
市区町村ではがん検診との同時実施が可能となっています(図表4-62参照)。
また、自治体の集団健診等との同時実施が困難な地域や健診機関が少ない地域等を中心に、
協会が主催する集団健診を実施しています。2024年度は、協会主催の集団健診を801市区町村で
実施し、207,198人の方が受診しました。

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