【参考資料2】令和6年度事業報告書(健康保険事業) (286 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第45回 9/25)《厚生労働省》 |
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加しているなか、サービススタンダードを遵守していくためには、事務処理体制の整備や事務処
化・効率化・簡素化を図るとともに、職員の意識改革を促進する。
において内容を精査し、事業主への立入検査を実施するなど、厳正に対応する。
・ 海外療養費や海外出産育児一時金について、海外の渡航がわかる書類の
確認のほか、出産の事実確認等を徹底し、不正請求を防止する。
・ 柔道整復施術療養費について、多部位かつ頻回の申請又は負傷部位を意
図的に変更する過剰受診(いわゆる「部位ころがし」)の適正化を図るため、加
給までの標準期間(サービススタンダード:10 日間)を遵守する。
・ 加入者・事業主の利便性の向上や負担軽減の観点から、郵送による申請を
促進する。
・ 受電体制の強化及び研修の実施による相談業務の標準化を推進し、加入
者や事業主からの相談・照会について的確に対応する。
入者への文書照会などを強化するとともに、疑義が生じた施術所については、面
は、支給の可否を再確認するとともに、保険給付適正化PT(支部内に設置)
産手当金等の生活保障の性格を有する現金給付については、申請受付から支
加えて、「広報基本方針」及び「広報計画」に基づき加入者等の利便性の向
・ 現金給付の支給決定データ等の分析により不正の疑いが生じた申請について
・ 傷病手当金と障害年金等との併給調整について適正に実施する。
・ すべての申請について、迅速な業務処理を徹底する。特に傷病手当金や出
②サービス水準の向上
③現金給付等の適正化の推進
2)現金給付等の申請に係る郵送化率を対前年度以上とする
不可欠である。このような業務の変革を全職員に浸透・定着させるには、ステップを踏みながら
進める必要があり、多くの時間を要することから、困難度が高い。
1)サービススタンダードの達成状況を 100%とする
■ KPI:
は、困難度が高い。
傷病手当金のように、申請件数が突発的に増加することもあり、KPI の 100%を達成すること
業務処理の標準化・効率化・簡素化を推進するとともに、職員の多能化と意識改革の促進が
また、業務量の多寡や優先度に対応する最適な体制により事務処理を実施するためには、
となるものであり、基盤的保険者機能を盤石なものとするために重要な取組である。
業務改革の推進は、基盤的保険者機能の全ての施策を推進するにあたっての基礎、土台
【困難度:高】
ードを設定し、100%達成に努めているが、傷病手当金など現金給付の申請件数が年々増
・ 業務マニュアルや手順書に基づく統一的な事務処理の徹底により業務の標準
理方法の見直し、改善等を常時実施する必要がある。加えて、新型コロナウイルス感染症の
金及び出産手当金については、生活保障の性格を有する給付であることから、サービススタンダ
現金給付の審査・支払いを適正かつ迅速に行うことは保険者の責務であり、特に傷病手当
【困難度:高】
生産性の向上を図る。
・ 業務量の多寡や優先度に対応するため、事務処理体制の強化を図ることで
①業務処理体制の強化と意識改革の徹底
Ⅱ)業務改革の実践と業務品質の向上
・ 「お客様満足度調査」や「お客様の声」の活用により業務の課題を洗い出し改
度が高い。
善を図ることで、更なる加入者サービスの向上に取り組む。
上を図り、相談業務の効率化に繋げる。
ことが、安定的かつ健全な財政運営を将来に渡り継続していくために極めて重要であり、困難