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【参考資料2】令和6年度事業報告書(健康保険事業) (109 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63465.html
出典情報 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第45回 9/25)《厚生労働省》
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(学齢期を対象とした健康教育の推進)
保健事業を推進するためには、健康づくりに対する加入者の理解を得ることが重要であり、
加入者のヘルスリテラシーの向上のため、セミナーや各種広報媒体を使用した積極的な広報等
に取り組んでいます。特に、学齢期の児童を対象とした健康教育は、保健事業による健康増進
と子供への質の高い教育といったSDGs17の目標にも貢献できる取組と考えており、「こども健
康教育」の取組を行っています。
本部では、支部が行う健康教育の取組を後押しするため、2024年4月に「こども健康教育プロ
ジェクトチーム」を設置し、使用する教材の検討等を行い、2024年12月には、教材及び先行事
例のノウハウを取りまとめた実施ナレッジ集を作成しました。また、健康教育の活動機会の確
保及び普及のため、健康教育関係の以下のリストへ掲載を行いました。
掲載リスト一覧
〇コミュニティスクールと地域学校協働活動(2024.2.26 掲載)
〇こどもの体験活動推進宣言(2024.2.26 掲載)
〇Sports in Life コンソーシアム参画団体一覧(2024.3.6 掲載)
[(図表4-50)令和6年度における主な取組事例]
令和6年度における主な取組事例

概要




●小学生を対象とした健康教室
生活習慣病等に関するリテラシーの向上を図るため、相馬市内の小学校3校の高学年を対象に出前授業を実施。
●リーフレット配布
冬休み中の適切な生活習慣に関するリーフレットを作成し、いわき市及び南相馬市全校の小学校高学年を対象に
配布。




●支部作成の健康情報冊子及び動画の提供
県内17市町の小学校高学年を対象に、教育委員会を通じて支部作成の健康情報冊子及び動画の提供を実施。
●小学生の保護者を対象とした講演
小学校で開催された保護者が参加する学校保健委員会において、保健師が健康情報冊子を使用し、学齢期からの
生活習慣病予防に関する講演を実施。




●小学5年生を対象とした健診ポスターコンクールの実施
ポスターの作成を通じて家族の健診を受診するきっかけを作り、健診実施率の向上につなげるため、特定健診対象の
親を持つ年代の小学5年生を対象に健診受診啓発ポスターを募集。
最優秀賞に選ばれた作品をポスター化し、6月の愛知県特定健診・特定保健指導普及啓発強化月間において商業施設
等に掲示。
※令和6年度は1,076点の応募の中から最優秀賞作品1点、優秀賞3点、入選16点を選出。




●健康教育イベント
30~40代の働き盛り世代=子育て世代とし、「小学校低学年児童とその保護者」へのアプローチとして親子イベント
を開催。小児肥満や小学4年生・中学2年生での生活習慣病健診の周知を希望する別府市と、野菜摂取量の向上や健
康寿命延伸を図りたい大分県(東部保健所)と共同で開催。「野菜を食べる」をテーマに、野菜実物を用いたクイズ・
ゲームや生活習慣病に関する講義を実施。

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