【参考資料2】令和6年度事業報告書(健康保険事業) (192 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63465.html |
出典情報 | 全国健康保険協会業績評価に関する検討会(第45回 9/25)《厚生労働省》 |
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協会における健康経営の基本方針を策定し、2024年10月1日に健康宣言を行い、併せて、勤務
時間内を禁煙とすること、職場全体で体操やストレッチをすることなどを盛り込んだ協会職員
健康づくり基本ルールを定め、全職員で取組を開始しました。
また、職員の健診結果に基づき、再検査や特定保健指導が必要となった職員を支援するため、
費用の補助や受診等に必要な時間の確保などの環境整備を行い、2025(令和7)年度から運用を
開始しています。
そのほか、全職員が閲覧できる電子掲示板を活用し、メンタルヘルス、食生活、睡眠、喫煙
リスクなどの健康づくりに関する情報を全職員に向けて発信し、継続的に意識啓発を行いまし
た。
②女性活躍の推進及び次世代育成の支援
一般事業主行動計画に基づき、年次有給休暇・男性の育児休業の取得促進や長時間労働の是
正、女性管理職比率の向上の取組を進めています。
2024年度は、各支部の超過勤務・年休取得状況を可視化したうえで、夏季休暇や年末年始に
合わせた連続休暇キャンペーンを実施し、計画的な休暇取得を促すなど、働き方改革に向けた
意識の向上に努めました。また、夏季休暇や子の看護等休暇について拡充を図り、2025年度か
ら運用を開始しています。
加えて、育児や介護に関する制度をわかりやすくまとめたハンドブックを作成し、仕事と家
庭の両立支援の促進に取り組みました。
③福利厚生制度の拡充
反復・継続した治療が必要ながんや難病などの疾病を抱えた職員が利用できる「治療サポー
ト休暇」及び不妊治療のための通院等に利用できる「出生サポート休暇」を新設し、治療を受
けながら安心して働き続けることができる環境整備に取り組みました。
ⅴ)風通しのよい組織づくり
①本部・支部間の意見交換、情報共有
加入者の健康増進等の保険者機能の更なる強化を着実に実行するためには、本部・支部間の
更なる連携強化が重要となります。協会では、2021(令和3)年度に取りまとめた「戦略的保険
者機能関係等の充実・強化に向けた本部・支部間の連携強化の方策」に基づき、支部ごとの課
題や重点施策等を本部・支部間で共有するため、戦略的保険者機能の中核を担う本部・支部職
員間で意見交換を行うなど、協会職員が共通の目的意識を持って保険者機能の発揮に取り組む
ことが可能となるよう、研修や本部・支部間の各種会議の場を通じた職員間の意見交換・情報
共有を積極的に行うことで、本部・支部間及び各支部間の連携のより一層の強化と全員参加型
の組織運営に取り組んでいます。
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