資料3 戦略17分野における「主要な製品・技術等」の官民投資ロードマップ(案) (81 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html |
| 出典情報 | 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》 |
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防衛産業
小型無人航空機
(1)現状
(2) 目標
① 現状
・国産の小型無人航空機は、これまで官民ともに需要を獲得できておらず、構成品やソフト
ウェアを含め、本格的な量産体制が整っていない。また、単価も高額な傾向。
・市場シェア上位国は優れた生産・技術を有しており、性能・価格面で大きな優位性。
・我が国では、関連企業の規模が小さい上、優秀な人材・技術者が複数の企業に分散。
① 国内外で獲得を目指す市場
・我が国防衛に必要な小型無人航空機を安定的
に開発、製造、維持整備できる基盤を構築し、
将来にわたって防衛省に供給。
・同盟国・同志国への完成品、構成品の装備移
転、サプライチェーン協力を推進。
・防衛調達を民生市場における競争力の強化等
につなげつつ、民生分野において、2030年
時点で8万台の機体・重要部品の供給を確保
し、この基盤を防衛分野においても活用する。
② 取り巻く環境と構造変化
・小型無人航空機は「新しい戦い方」を支える存在であり、各国の需要は急増。消耗品とし
ての性質が強いことから、防衛ニーズに応じて、増産やアップデートを円滑かつ迅速に実
施できることが重要であり、この観点から、無人航空機の国内生産基盤の構築が急務。
・製造に必要な重要構成品の多くを特定国からの供給に依存。サプライチェーンリスクも顕
在化する中、各国ではサプライチェーンの国内回帰や同盟国・同志国間の協力を追求する
動き。
・重要部品のサプライチェーンや要素技術はデュアルユース性を有することを踏まえ、成長
市場である民生分野(※)のスケールメリットも活用しつつ、防民一体の取組による産業基
盤の構築が重要。(※民生分野では、無人航空機の機体の世界市場は、2024年の約1兆円
から2030年には約1.5兆円、日本市場は同約1100億円から約2700億円への伸びが予測)
・機体の自律性や群制御、飛行管制等のためのAIやソフトウェアの開発で各国が競争。我が
国はソフトウェアの開発力が不十分。
③ 経済的・戦略的な重要性
・経済的重要性:防衛・民生双方で、国内外の需要が大きく拡大。部素材、AI等のソフト
ウェア技術のイノベーション創出等を通じた経済効果が期待。
・戦略的重要性:我が国防衛力の抜本的強化に必要な基盤の構築、装備移転、サプライ
チェーン協力を通じた望ましい安全保障環境の構築に貢献。
② 達成すべき戦略的な目標
・AI技術の研究開発やデータの蓄積整備を推進
し、自律的な航空戦闘任務遂行を実現。
・我が国防衛に必要な小型無人航空機を、タイ
ムリーに十分な量を開発、生産、維持整備で
きる生産・技術基盤の構築。
・国際的に競争力のある関連ソフトウェアの人
材、開発基盤の国内保有、構成品の国産化等
を通じた強靭なサプライチェーンの構築。
・国際的な需要増を捉え、国内に加え、同盟
国・同志国の民生市場の獲得。
・防衛調達を民生市場における競争力強化等に
つなげつつ、民生市場のスケールメリットに
より強化した生産・技術基盤を防衛に活用す
ること等による、防衛と経済の好循環の実現。
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