資料3 戦略17分野における「主要な製品・技術等」の官民投資ロードマップ(案) (39 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html |
| 出典情報 | 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》 |
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クラウド・データセンター、蓄電池
方向性
現状認識、日本の強み
<クラウド・データセンター>
あらゆる産業においてAIを活用した生産性向上・成長投資が今後必須となる。こうしたAXを支えるデジタル・電源基盤の整備が、成長産業の投資の下
支えとなる。クラウドはAXを支える不可欠な基盤であり、国内市場も官民のデジタル関連需要を背景に足元で一層拡大中。
他方、レガシーシステムに依存している企業も多く、製造業等が蓄積してきた豊富な産業データ利活用のポテンシャルは大きい。
また、社会インフラ分野におけるデータ管理を中心に、信頼性・安全性を確保する観点の技術のニーズも出てきている。
<蓄電池>
デジタル・電化社会で国民生活・経済活動が依拠する重要物資。サプライチェーンリスクが顕在化し、戦略的自律性・不可欠性の確保・向上が課題。
足元で投資計画が進行する車載用(BEV等)・定置用(系統等)に加えて、大きな成長が見込まれるAIデータセンターの安定運用に不可欠なパ
ワー密度(出力)をはじめ、多角的な競争力に優れ高度な電気制御を可能にする蓄電池・電源システムの技術開発・製造基盤整備が必要。
課題(ボトルネック)
•データセンター整備に必要な電
力・通信インフラ確保に係る制約。
•高い信頼性・可用性・主権性を
備えたクラウドの確保が十分でな
いこと。
•経営層のデジタル利活用に係る意
識改革。AX推進の担い手となる
人材の不足。
•サプライチェーンリスクへの対応、
高い成長が見込まれる蓄電池・電
源システムの競争力強化。
我が国の勝ち筋
講じるべき施策
<クラウド・データセンターの整備の加速>
• 電力・通信インフラ整備を通じてAI時代に対応したデータセンターの整備を促
進。また、データセンターを支える先端技術の研究開発・生産基盤整備を推進。
• 大胆な投資促進税制の活用によるクラウド・データセンター整備の拡大。
<高信頼クラウドの開発>
• 高信頼クラウド機能の確保に向けた研究開発支援の強化及び利用拡大。
• 先端プラットフォーム関連技術を担えるトップ人材の育成。
<クラウド・データセンターの利用拡大>
• 中小企業におけるAI・クラウドの利用拡大に向けた導入支援。
• AI時代に対応した「デジタルスキル標準」や「情報処理技術者試験」の見直し
等により、クラウド等のデジタル技術の実装を担う人材を育成。
• 企業のAXの状況の評価・可視化を推進。
<蓄電池・電源システムの技術開発・製造基盤確立の推進>
• 投資計画が進行する車載用・定置用に加えて、AIデータセンター用をはじめ、多
角的な競争力に優れ高度な電気制御を可能にする蓄電池・電源システムの技
術開発、製造基盤(マザー工場)の確立を推進。
• サプライチェーンリスク低減に資する技術開発・製造基盤整備を加速。
目指すべき姿
•国内のクラウド市場について、
2035年までに市場規模30
兆円を目指す。
•全産業のAXを支えるクラウド
利用を拡大しつつ、高い信頼
性を備えた基盤やデータセン
ターの立地環境が確保され
た状態を目指す。
• 蓄電池・電源システムの戦略
的自律性・不可欠性を確保・
向上させるとともに、国内マ
ザー工場をベースに高付加価
値市場を獲得し蓄電池関連売
上高を2035年に3倍に成長
させることを目指す。
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