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資料3 戦略17分野における「主要な製品・技術等」の官民投資ロードマップ(案) (251 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》
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1.現状認識と目指す姿【目標】

資源・エネルギー安全保障・GX
GXケミカル

(1)現状

(2) 目標

① 現状
• 化学産業は、特定機能が要求される機能性化学品と、その原料である基礎化学品によって構成。機能性化
学品は成長性が高く、我が国企業の競争力も高いが、基礎化学品なしには生産不可能。基礎化学品は、
安定供給価値を提供しつつ、国際競争の中での収益性低下・脱炭素要請への対応も必要。
• その中で、勝ち筋として注目するのが、今後市場の拡大が期待される「自動車/半導体等で不可欠なGX部
素材(=GX機能性化学品)」。また、ユーザーニーズやサプライチェーン強靱化の重要性を踏まえると、「脱
炭素化/低炭素化を実現した基礎化学品(=GX基礎化学品)」の市場拡大も重要。これらのGXケミカル
の市場獲得が大きな課題に。
※GXケミカル =
GX機能性化学品(=自動車/半導体等の川下のGX製品で利用される部素材)
+ GX基礎化学品(=生産工程でのCO2排出が少ない脱炭素化/低炭素化を実現した基礎化学品)

① 国内外で獲得を目指す市場
・2040年に世界で8兆円規模になると見込まれ
るGX機能性化学品分野(現時点4.6兆
円)において、グローバルシェア4割(3.2兆
円規模)の獲得を目指す。

② 取り巻く環境と構造変化
• 自動車や半導体等の川下市場の成長に合わせて、GX機能性化学品の市場も拡大し、国際競争が激化。
これまで研究開発力と顧客密着型対応により高い競争力を保持してきたが、国際競争力の維持・強化のた
め、他国に負けないスピードで投資拡大をすることが求められている。
• 他方で基礎化学品は内需縮小に加え、中国・中東の大量生産による供給過剰で収益性が低下。その中で、
川下産業の脱炭素要請や各国における排出量取引制度の導入等を踏まえて、材料となる基礎化学品の低
炭素化が今後競争力の源泉に。中国を中心に他国でもグリーン化の取り組みが進行。基礎化学品工程にお
ける脱炭素化/低炭素化(GX基礎化学品への転換)及び安定供給の実現が求められている。
③ 経済的・戦略的な重要性
• 今般の中東情勢を踏まえると、化学製品の国内サプライチェーン維持は、国民生活・産業活動に必要不可欠。
国際競争が激化する中で、競争力があり市場の拡大が見込まれるGXケミカルの市場獲得に向けた投資を加
速することで、化学産業全体のサプライチェーンを強靭化していくことが、我が国の危機管理投資であり成長投
資。

② 達成すべき戦略的な目標
【持続可能な基礎化学品の産業基盤の構築】
・エチレン製造設備を国内12基→8基体制に統
合し、サプライチェーン強靱化・稼働率の向上を
図り、収益性を確保。
・国際的な競争力を有する機能性化学品の原
料である基礎化学品の製造設備を危機管理
のために維持・強化しつつ、脱炭素化/低炭素
化を実現することによって、持続可能な産業基
盤を構築する。

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