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資料3 戦略17分野における「主要な製品・技術等」の官民投資ロードマップ(案) (306 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》
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コンテンツ
アニメ

1.現状認識と目指す姿【目標】
(1)現状

(2) 目標

① 現状
・日本のアニメ産業は急成長を続けておりコンテンツ分野の海外売上の3割強を占め、日本発
コンテンツの認知度の向上に寄与している。
・アニメは主に配信プラットフォームを通じて海外展開されているが、配信権を固定報酬で許
諾し、作品がヒットした場合であっても追加的な収益を十分に取り込めない事態が生じてい
る。加えて、多くの作品は製作委員会方式*で製作されており、制作会社の出資機会・比率
や制作印税が限定的であることから、成果に応じた収益還元は必ずしも十分とは言えない。
この結果、制作会社においては、海外展開を見据えた大型の新規IP開発や人材育成、制作設
備への投資に必要な原資の確保が困難となっている。
・教育機関の教育内容と産業界が求めるスキルとの間にギャップが生じている。多くの制作会
社には十分な育成余力がなく、高い専門性や技術を持ち制作を担う人材が不足しているため、
制作能力の向上に制約が生じている。また、一部工程については、制作コスト削減等を目的
として海外への外注が行われており、技術継承や地政学的リスクの問題が懸念される。
・海賊版が国際的に流布しており、海賊版被害額は映像分野で年間2.3兆円に達する。
・配信事業者への納品又はライセンス時の支払が長期の分割払いとなることがあり、製作・制
作会社の資金繰りに影響が生じている。

① 国内外で獲得を目指す市場
・2033年にアニメ分野では海外売上6兆円を
目指す。
② 達成すべき戦略的な目標
・日本のソフト・パワーの強化
・日本文化に好印象を持つ層の増大
・訪日外国人のコンテンツ関連消費額の拡大

② 取り巻く環境と構造変化
・アニメの映像品質への要求水準の上昇や正社員化の進展、賃金の上昇、ソフトウェア費・
サーバー費、円安による外注費増加などにより、制作費は高騰している。
・生成AIにより、日本のキャラクター等に類似した生成物が広く拡散されている。
③ 経済的・戦略的な重要性
・経済的重要性:アニメを含むコンテンツ産業では、国内投資を倍増させることで、2040年
には貿易・サービス収支の黒字の半分に相当する4.8兆円を稼ぎ出す産業に成長する可能性。
・戦略的重要性:コンテンツ産業は、ソフト・パワー指数で世界4位に位置するなど、国際的
な文化発信力の源泉。また、コンテンツを目的とした訪日外国人の増加に寄与。

*製作委員会方式:映像製作事業のため1社単独出資ではなく
複数社が出資する資金調達方法のこと

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