資料3 戦略17分野における「主要な製品・技術等」の官民投資ロードマップ(案) (321 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html |
| 出典情報 | 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》 |
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実写
1.現状認識と目指す姿【目標】
(1)現状
(2) 目標
① 現状
・日本の実写産業は、コンテンツ分野の海外売上の約2%。原作や、制作力に強みを有してお
り、例えば日本発コンテンツを原作として海外スタジオが製作した実写作品や、海外の配信
事業者が大規模な資金を拠出して日本の制作会社が創った実写作品の一部が世界的にヒット
している。
・他方で、国内事業に注力し、海外展開が不十分だった結果、配信やモバイルという新しい
フォーマットに最適化したコンテンツの提供に出遅れたため、成長する海外市場や配信・モ
バイル市場の利益を十分に取り込めていない。
・製作面では、成果報酬率の低さや、海外市場向けの製作ノウハウ不足、世界に通用するコン
テンツの製作に必要なVFX等の先進的な設備とそれを使いこなせる人材の不足が課題。
・また、長時間労働などの就業環境や、スタッフへの対価還元及び人材育成や、価格転嫁など
の取引環境に課題がある。
① 国内外で獲得を目指す市場
・2033年に実写分野では海外売上0.5兆円を
目指す。
② 達成すべき戦略的な目標
・日本のソフト・パワーの強化
・日本文化に好印象を持つ層の増大
・訪日外国人のコンテンツ関連消費額の拡大
② 取り巻く環境と構造変化
・海外の配信プラットフォームの台頭や視聴環境の変化により、実写の映画・テレビ産業をめ
ぐる環境は変化。国内で多数存在する日系配信プラットフォームの海外展開は限定的であり、
十分な収益源を確保できておらず、国際競争を戦えるだけの資本力を持っていない。
・スマートフォンの普及により縦型フォーマットやショートといった新たなフォーマットの実
写が普及。
・AIの発達により権利侵害のおそれが生じている一方で、新しい創作の可能性が生まれている。
③ 経済的・戦略的な重要性
・経済的重要性:実写を含むコンテンツ産業では、国内投資を倍増させることで、2040年に
は貿易・サービス収支の黒字の半分に相当する4.8兆円を稼ぎ出す産業に成長する可能性。
・戦略的重要性:コンテンツ産業は、ソフト・パワー指数で世界4位に位置するなど、国際的
な文化発信力の源泉。また、コンテンツを目的とした訪日外国人の増加に寄与。
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